日経平均 | 25,822.32円 ▼297.20円 |
為替 | 1ドル=127.67円 |
売買高(東証プライム、以下同) | 11億7,647万株 |
売買代金 | 2兆5564億04百万円 |
値上り銘柄数 | 458銘柄 |
値下り銘柄数 | 1,322銘柄 |
騰落レシオ(25日) | 91.77% |
市況概況
米国とはデカップリング、金融政策決定会合を前に手仕舞い売りに押される
週末の米国株は堅調だったが、夜間取引やシカゴ市場の日経平均先物が売られていたこともあり、週明けの日本市場は売り先行となった。
引き続きファーストリテイリングが売られたことや先週末堅調だった半導体関連銘柄やハイテク銘柄が安く、銀行株も寄り付きは値持ちも良かったのだが、寄り付きの買いが一巡となると売られるなど総じて軟調、指数は大幅安となった。
後場も相変わらず動かない相場であり、節目の一つとみられる25,800円水準で小動きだった。今晩の米国株が休場となることもあって売り買いを急ぐでもなく、上がれば売られ、下がれば買われるという状況だった。特に売り買いを急ぐような変化もなく、指数は方向感に乏しい展開となった。結局最後まで方向感は見られず、日経平均は大幅下落となった。
小型銘柄も手仕舞い売りに押されるものが多く総じて軟調、マザーズ指数やグロース株指数は大幅安となった。先物はまとまった売り買いは散発的に見られるものの断続的な動きは見られず、方向感に乏しい展開となった。
本日もファーストリテイリングなど指数に影響の大きな銘柄の下げがきつく、頼りになるはずの電子部品株なども売られた。銀行株も上げ一服となり、日銀の政策変更を懸念しての手仕舞い売りや見切り売りに押されているということだ。
今晩は米国株も休場であり、あとは日銀待ちということだが、冴えない展開には違いなく、政策変更がなければ買い戻しも入るのだろうが空売りが積み上がっておらず、指数の上値も限られそうだ。ただ、一方で売り急ぐということでもなく、政策変更がなければいったんは26,500円を目指す動きになるのだろう。
テクニカル分析
日経平均
26,000円を割り込んだものの移動平均線からの乖離も大きく売りたたくこともなかった。気迷い線であり、底堅さが見られれば戻りを試すことになるのだろう。
▽詳しくは解説動画をご覧ください。
当記事は、証券投資一般に関する情報の提供を目的としたものであり、投資勧誘を目的としたものではありません。