日経平均 | 26,446.00円 △270.44円 |
為替 | 1ドル=132.22円 |
売買高(東証プライム、以下同) | 10億8,838万株 |
売買代金 | 2兆5894億07百万円 |
値上り銘柄数 | 1,491銘柄 |
値下り銘柄数 | 287銘柄 |
騰落レシオ(25日) | 87.06% |
市況概況
米国株高を受けて買われるも節目を超えられず
米国株が堅調となったことから本日の日本市場は買い先行となった。特にこれといった材料があったわけでもないので、寄り付きの買い戻し一巡後はいったん上値も重くなった。
それでもすぐに買い直されて戻りを試す動きとなった。昨日の高値を抜けたことで節目と見られる26,500円を目指すような動きになったが、買い切れずに26,500円は届かなかった。値持ちは良いが買い切れないというような感じだった。 昼の時間帯は昨日同様に売り物がちとなり、後場は前場の終値を下回っての始まりとなった。それでも2,400円を割り込むこともなく、前場の高値を試すこともなく、指数は完全に固まった形で方向感に乏しい展開となった。指数は大きく動くことはなく、最後は後場の高値圏で引けたが指数は小動きだった。
小型銘柄は幕間つなぎ的に買われるものも多く、総じて堅調となった。マザーズ指数やグロース株指数は大幅高だった。先物はまとまった売り買いは少なく、指数を大きく動かすようなことはなく、特に指数に影響があるような感じでもなかった。
節目とみられる26,500円を意識すると買えないというような感じだ。上値が重いというよりは買い手が不在という感じでもあり、材料不足でもあり、まだまだ上値の重い展開が続き、上値の重さが嫌気されると今度は買い戻し一巡となったものから売られることになるのだろう。
空売りが積み上がってこないと米CPI(消費者物価指数)が落ち着き、日銀の金融政策決定会合で金融緩和継続が打ち出されても上値の重い展開が続き下値模索の保ち合いということなのだろう。
テクニカル分析
日経平均
陽線となったことは評価されるが26,500円を超えないことには始まらないという感じだ。ここで上値の重さが見られると再度下値を試すことになるのだろう。
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