日経平均 | 26,119.52円 ▼330.30円 |
為替 | 1ドル=129.12円 |
売買高(東証プライム、以下同) | 15億1,505万株 |
売買代金 | 3兆4556億01百万円 |
値上り銘柄数 | 597銘柄 |
値下り銘柄数 | 1,172銘柄 |
騰落レシオ(25日) | 91.77% |
市況概況
米国株高に反応せず、金利上昇や円高を嫌気して大幅下落
米国株は堅調だったが、米国の金利上昇一服、日本での金利上昇などが懸念されて、為替が円高に振れ夜間取引やシカゴ市場の日経平均先物も軟調だったことから売り先行となった。
オプションSQ(特別清算指数)算出に絡む売りもあったようで軟調と始まりとなった後はいったん底堅さが見られたものの戻りを試す動きの後に国債が売られたことで一気に売り直される展開となった。日銀の金融政策決定会合を来週に控えて金融緩和の終了懸念から売り直されたということだ。
ただ、ファーストリテイリングが前日の引け後の芳しくない決算発表を受けて大きく売られたことで指数が押し下げられた面もあり、昼の時間帯には落ち着き始め、後場は若干戻り歩調となる場面もあった。ただ、戻りの鈍さが嫌気された週末ということで引けを意識する時間帯からは売り直され、節目となっていた26,100円水準では下げ渋ったものの安値圏での引けとなった。
小型銘柄も手仕舞い売りに押されるものが多く、総じて軟調、マザーズ指数やグロース株指数は大幅安に近い形での下落となった。先物はまとまった売りが散発的に見られたが、指数を先導するような場面は多くはなく、方向感は見られなかった。
ファーストリテイリングの決算発表で下押され、円高となったことでハイテク銘柄や輸出関連株が売られ、金利の上昇が嫌気されて割高感が強い医薬品株が売られるというような展開だった。
金融緩和の終了を意識した動きだが、多分に反応しすぎというような面もあり、いったんは26,000円あたりで下げ渋りとなるのだろう。円高と言ってもまだまだ昨年の今頃から見れば円安でもあり、ここから決算が発表されるなかで買い戻しも入ると思われる
テクニカル分析
日経平均
26,500円での上値を試し、今度は下値を試す動きとなった。まずは1月6日と10日の間の窓埋めということなのだろう。26,000円前後では底堅さが見られると思う。
▽詳しくは解説動画をご覧ください。
当記事は、証券投資一般に関する情報の提供を目的としたものであり、投資勧誘を目的としたものではありません。