日経平均 | 26,449.82円 △3.82円 |
為替 | 1ドル=131.58円 |
売買高(東証プライム、以下同) | 12億7,724万株 |
売買代金 | 2兆8018億11百万円 |
値上り銘柄数 | 743銘柄 |
値下り銘柄数 | 1,002銘柄 |
騰落レシオ(25日) | 92.00% |
市況概況
米国株高で買い先行も26,500円を超えられず
米国株が堅調、ナスダック指数が大幅高となったことから買い先行となった。
ただ、節目と見られる26,500円を上回って始まったものの、寄り付きの買いが一巡となると手仕舞い売りに押されるものが多く、一気に昨日の終値を下回る水準まで下落となった。それでも、さすがに前日比でマイナスとなると買い戻しも入って下げ渋り指数は小動きながら戻り歩調で前場の取引を終えた。
昼の時間帯も特に動きは見られず、後場もいつもの通り全く指数は動かずという展開だった。何とか26,400円台半ばで値持ちは良いという感じだったが、特に買い急ぐでもなく、オプションSQ(特別清算指数)に絡む売り買いも特に見られたわけでもなく、最後まで方向感に乏しい展開となった。
結局、昨日の終値近辺、節目と見られる26,500円を超えることなく、12月と同じパターンで上値の重さを確認する形となった。
小型銘柄も手仕舞い売りに押されるものが多く総じて軟調、マザーズ指数やグロース株指数は軟調だった。先物もまとまった売り買いは目立たず、指数を大きく動かすような場面もほとんど見られなかった。終始方向感に乏しい展開だった。
12月と同じパターンで「4度目の正直」ということにはならなかった。改めて26,500円の壁ということが意識されたような形で指数に影響の大きな銘柄の手仕舞い売りに押された。
日銀の政策変更が取りざたされているなかでは買えないということなのだろうが、金融緩和の終了がすぐに始まるということでもないのだし、決算動向を見ながらの動きとなるのだと思う。割高銘柄の修正安も割安銘柄の修正高もまだまだ続くということで、指数自体も下がれば買い、上がれば売りということで良いのだろう。
テクニカル分析
日経平均
改めて26,500円を壁として意識するような展開となった。また12月と同じように26,500円を抜けて始まったものの陰線で抜けきれずという形で、まだまだ下値模索での保ち合いが続くということだろう。
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当記事は、証券投資一般に関する情報の提供を目的としたものであり、投資勧誘を目的としたものではありません。