中国の電子商取引大手、アリババ集団のジャック・マー会長は27日、米紙ウォール・ストリート・ジャーナル主催のカンファレンスに出席し、米アップルとの提携に関心を示したと同紙が報じている。

アリババはオンライン決済サービス『Alipay(アリペイ)』を展開しており、今月よりアップルが開始した新電子決済『アップルペイ』について連携の可能性について尋ねられた際、「とても興味を持っている。良い結婚には両者が努力せねばならない」と両者の協業について興味を表明。

また、米アップル社のティム・クックCEOは同発言を受けて「今週には結婚の話をしなければね。ジャックのことはとても尊敬しているよ」と話している。

なお、『Apple Pay(アップルペイ)』は、開始1週間にしてすでに100万口座以上が開設されている。

この発言を好感し、アリババの株は一時、米ニューヨーク証券取引所(NYSE)に上場以来初めて100ドルを突破。時価総額2,500億ドル(日本円にしておよそ27兆円)超えを果たしている。

また、この結果アリババの株式を保有しているソフトバンク社の保有分はおよそ8兆5,000億円程度となった。

なお、アリババは11月4日に上場後初の決算を控えており、決算内容についても注目が集まっている。

(ZUU online)

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