日経平均 | 27,346.88円 △19.77円 |
為替 | 1ドル=130.31円 |
売買高(東証プライム、以下同) | 11億5,177万株 |
売買代金 | 2兆8570億19百万円 |
値上り銘柄数 | 749銘柄 |
値下り銘柄数 | 770銘柄 |
騰落レシオ(25日) | 122.45% |
市況概況
今日もまた27,500円の壁に打ち返されて27,300円で支えられた
昨日の米国市場が大幅高となったことで夜間取引やシカゴ市場の日経平均先物が買われていたことでもあり、買い先行となった。寄り付きの買いが一巡となった後も27,500円を超えたことで買い急ぐ動きもあり、上値を試すかと思われた。
ただ、27,500円を超えると買えないという状況に変化は見られず、戻り売りや手仕舞い売りも嵩んでじり安となった。月初の買いも見られたものと思われ、指数に影響の大きな銘柄の一角は堅調で本日の安値圏ながらも小幅高で前場の取引を終えた。
昼の時間帯もほとんど動きはみられず、後場も前場の終値よりやや安く寄り付いた。その後は買い気に乏しい中で手仕舞い売りに押されるものが多くなり、指数を押し下げ下値を試す動きとなった。それでも昨日の終値を下回ると下げ止まり、買い戻しも入って底堅さは見られた。結局最後まで買い気には乏しく堅調ながらも安値圏での引けとなった。TOPIXは昨日の終値を下回っての引けとなった。
小型銘柄は幕間つなぎ的に買われるものなどもあり、マザーズ指数やグロース株指数は大幅高に近い水準の値上がりとなった。先物はまとまった売り買いが散発的に見られて指数を押し上げる場面も、押し下げる場面もあったのだが、いずれも断続的にまとまった売り買いが出るということでもなく、持高調整の売り買いが中心となっていたようだ。
またも27,500円水準で上値を押さえられた。逆に下値も27,300円を割り込まないということであり、米FOMC(公開市場委員会)の結果にどのように反応して来るかで上下どちらかに放れ、そこから上値を試すことになるのか、下値を試すことになるのだろう。
ただ、買われすぎ銘柄は上がっても売られるのだろうし、売られすぎ銘柄は下がっても反発して来るものと思う。足元の決算発表を見ながら右往左往することになるのだろう。
テクニカル分析
日経平均
雲の上限に沿って下落するというパターンになりそうな気配だ。売り急ぐということもないのだろうが下値を試す動きになると思う。
▽詳しくは解説動画をご覧ください。
当記事は、証券投資一般に関する情報の提供を目的としたものであり、投資勧誘を目的としたものではありません。