日々是相場
(画像=VectorSpace/PIXTA)
日経平均 27,509.46円 △107.41円
為替 1ドル=128.61円
売買高(東証プライム、以下同) 14億3,573万株
売買代金 3兆2174億62百万円
値上り銘柄数 608銘柄
値下り銘柄数 1,139銘柄
騰落レシオ(25日) 113.10%

市況概況

米国ナスダック指数高を受けて買い先行となるも上値も重い

米国ナスダック指数が大暴騰となったことなどを受けて買い先行となった。寄り付きの買いが一巡となった後も指数に影響の大きな銘柄を中心に買い戻しを急ぐ動きなども見られ節目とみられる27,500円を超えてさらに上値を試す動きとなった。それでもさすがに買い戻し一巡となると手仕舞い売りもあって上げ幅を縮小して前場の取引を終えた。

昼の時間帯も先物に手仕舞い売りが見られ、後場はうりものがちで始まった。それでも、売り急ぐことはなく、再度上値を試すような動きも見られたが、27,500円を超えると売られるというような状況で指数は小動きとなった。引けを意識する時間帯には手仕舞い売りに押される場面もあったが、最後まで27,500円を意識しての買い戻しなどもあり、何とか27,500円台で堅調な展開となった。

小型銘柄は引き続き決算動向に反応する展開で今日は手仕舞い売りに押されるものが多く、マザーズ指数やグロース株指数は軟調だった。先物はまとまった売り買いが散発的に見られて指数を動かす場面もあったが、午後になるとおとなしくなり、上がれば売られ、下がれば買われるというような持高調整の売り買いが中心で方向感はみられなかった。

一気に27,500円を超えて上値を試す場面もあったが、終わってみるとやはり27,500円は重かったということになった。指数に影響の大きな銘柄に買い戻しが入り指数を押し上げたというだけで、実態は冴えない展開ということだ。TOPIXは戻りも鈍く、上値も限られており、日経平均に影響の大きな銘柄の買い戻し一巡となると今度は下値を試すことになるのだろう。

テクニカル分析

日経平均

しっかりと上髭線となり、「節分天井」の可能性が高まった。米国市場次第ということになるのだろうが、27,500円を抜けきったとは言えず、一目均衡表のサポートを試す場面も出てくるのだろう。

▽詳しくは解説動画をご覧ください。

当記事は、証券投資一般に関する情報の提供を目的としたものであり、投資勧誘を目的としたものではありません。