日々是相場
(画像=VectorSpace/PIXTA)
日経平均 27,693.65円 △184.19円
為替 1ドル=131.71円
売買高(東証プライム、以下同) 13億5,484万株
売買代金 3兆0174億97百万円
値上り銘柄数 1,223銘柄
値下り銘柄数 541銘柄
騰落レシオ(25日) 112.11%

市況概況

金融緩和継続期待で堅調だが日経平均だけの相場

週末の米国株は軟調だったが、夜間取引やシカゴ市場の日経平均先物が堅調だったことや朝方次の日銀総裁が現副総裁になるのではないかとのニュースが流れ、これまでの金融政策に変更がなく緩和が継続するとの思惑もあって買い先行となった。

指数に影響の大きな銘柄に買い戻しを急ぐ動きも見られ、大きく上昇して始まったが寄り付きの買いが一巡となったあとは手仕舞い売りに上げ幅縮小となった。それでも指数に影響の大きな銘柄に買い戻しが入って切り返し、日経平均は大幅高、高値圏で前場の取引を終えた。

昼の時間帯はさすがに手仕舞い売りに押され、後場は売り物がちの始まりだった。前場の安値を意識するところでは下げ渋りとなったが、手仕舞い売りも多く、結局は前場の安値を下回った。先週末の高値水準まで下がるかと思ったが、そこまで下がらず、下げ渋りとなったが最後は手仕舞い売りもあって下値模索状態だったが、引けは買い戻しが入り若干上げて終わった。

小型銘柄は手仕舞い売りに押されるものが多く総じて軟調、マザーズ指数やグロース株指数は軟調だった。先物はまとまった売り買いは散発的に見られたものの、方向感が見られるということでもなく、目先の持高調整の売り買いが中心となっていたものと思われる。

一気に27,800円まで上昇となったが、ファーストリテイリングだけという感じだ。相場全体としては調整感が強いのだが、指数に影響の大きな銘柄だけが高いという感じだ。あとは空売りが積み上がっている銘柄が高いので、決算発表に振らされながら調整となるのではないかと思う。

買い戻し一巡となったものから売られるという雰囲気でもあり、ここからさらに空売りが積み上がらなければ、一気に売られることもありそうだ。特に芳しくない決算を発表した銘柄に売り直しが見られるのではないかと思う。

テクニカル分析

日経平均

「節分天井」とはならなかったが、今日も寄り天のような形であり早々に本日の高値を抜けないと75日移動平均線や雲までの調整はあると思う。

▽詳しくは解説動画をご覧ください。

当記事は、証券投資一般に関する情報の提供を目的としたものであり、投資勧誘を目的としたものではありません。