小説・エッセイに登場するウイスキー【合わせたい銘柄も】
ここで、本記事で紹介した作品に登場するウイスキーの銘柄や、合わせたい銘柄を厳選してご紹介します。
「カティサーク オリジナル」
アルコール度数 | 40% |
原産国 | イギリス |
容量 | 700mⅬ |
「カティサーク オリジナル」は、村上春樹の作品に頻繁に登場する、ブレンデッド・スコッチウイスキーです。
帆のラベルが特徴的で、イギリスの快速帆船「カティサーク号」が名前の由来。
しっかりとしたバニラの甘さと華やかな風味が楽しめ、滑らかな口当たりで飲みやすい仕上がりです。
村上春樹の作品を読みながら、飲んでみましょう。
「ボウモア 12年」
アルコール度数 | 40% |
原産国 | イギリス |
容量 | 700mⅬ |
「ボウモア」は“アイラの女王”ともいわれるアイラモルト。
ドライなスモーキーさや潮の香りは、アイラ島の厳しい気候を彷彿とさせます。
村上春樹の紀行文『もし僕らのことばがウィスキーであったなら』で、スコットランドのバーに夫婦で訪れて飲んだ銘柄です。
ぜひ、紀行文やエッセイと合わせて楽しんでください。
「ラガヴーリン 16年」
アルコール度数 | 43% |
原産国 | イギリス |
容量 | 700mⅬ |
「ラガヴーリン 16年」も村上春樹の『もし僕らのことばがウィスキーであったなら』に登場するウイスキー。
熱烈なファンが多く、「アイラモルトの決定版」と呼ばれるほど完成度が高いです。
どっしりとしたスモーキーさや、ナッツのような芳ばしさ、ドライフルーツのような深い甘さが楽しめます。
「ラガヴーリン 16年」も、村上春樹の作品に合わせたい銘柄です。
「ラフロイグ 10年」
アルコール度数 | 43% |
原産国 | イギリス |
容量 | 750mⅬ |
「アイラモルトの王」とも呼ばれる「ラフロイグ 10年」は、英国王室御用達の蒸留所で造られる、格式高いウイスキーです。
ピートや潮の香りと滑らかな口当たり、ドライでクセのある味わいが楽しめます。
「ラフロイグ 10年」も、村上春樹の『もし僕らのことばがウィスキーであったなら』に登場します。
村上春樹の作品と合わせたい銘柄ですね。
「竹鶴ピュアモルト」
アルコール度数 | 43% |
原産国 | 日本 |
容量 | 700mⅬ |
ニッカウヰスキーの創業者、竹鶴政孝の名を冠したウイスキーです。
素材はモルトのみを使用し、グレーンを使わずに実現した究極の飲みやすさが特徴で、ウイスキー初心者にもおすすめ。
バニラのような甘さと、洋梨のようなフルーティーさ、ほのかなスモーキーさが感じられます。
日本の作家の小説に合わせたい銘柄です。
「山崎」
アルコール度数 | 43% |
原産国 | 日本 |
容量 | 700mⅬ |
日本を代表するシングルモルトウイスキー「山崎」。
『琥珀の夢』に登場し、ウイスキーを日本に広めたいという鳥井信治郎の夢が形となった1本です。
現在では年数表記のある「山崎」は入手困難になっていますが、ノンエイジの「山崎」は比較的手に入りやすいでしょう。
飲みやすさの中に複雑な味わいが感じられ、フルーティーで華やかな樽香も楽しめます。
「山崎」も、日本人作家の小説や伝記本と合わせたい銘柄です。