ウイスキーは、バーで飲んだりボトルを買ったりして楽しむ商品だけではなく、投資対象としても注目を集めている商品です。
特に、ウイスキーを樽ごと購入する、ウイスキーカスク投資を始める方が増えています。
今回は、株や不動産など複数の投資をしている筆者が、ウイスキーカスク投資についてご紹介します。
他のウイスキー投資の方法や、メリット・デメリットもわかりやすくご紹介しますので、ぜひ参考にしてみてください。
この記事の監修者
浅野まむ
お酒とBarを愛しています。バーテンダー歴8年、現在ライター。ウィスキーエキスパート資格持ち。 1人で飲むのも、大勢で飲むのも、2人で飲むのも、なんでも好きです。
【ウイスキー投資とは】他の投資にはない魅力
投資には株や債権、不動産などさまざまな種類がありますが、ウイスキー投資には利回りや資産価値の他、他投資商品にはない魅力や特徴があります。
世界中にファンがいる
ウイスキーを資産として購入したものの、いざ売却するときに誰も買ってくれなければ、利益は出ません。
しかし、世界を相手にすれば買い手がつきやすいのも、ウイスキー投資の魅力です。
ウイスキーは、5大ウイスキーのスコットランド(イギリス)、アイルランド(イギリス)、アメリカ、カナダ、日本のほかにも、インドやドイツ、フランスなど世界中で製造され、世界中で消費されています。
最近は、ジャパニーズウイスキーも世界的に人気です。
ジャパニーズウイスキーを求めて海外からの旅行者が購入していく点からも、世界中にウイスキー愛好家が存在することがわかります。
世界中にファンがいることは、ウイスキーを売却するときの強みです。
マーケットが大きいため、マイナーな銘柄や蒸留所のウイスキーであったとしても買い手がつく可能性があり、利益を出すチャンスも多いといえます。
ウイスキーの知識や経験が活かせる
ウイスキーの世界は奥が深く、世界のウイスキーの特徴や銘柄、製法の知識など、いろいろと知りたくなるものです。
当メディア『Whiskeen』の読者の中には、欲しい銘柄の価格情報や入手方法などを調べたことがあるという方も、多いかもしれません。
どのような銘柄が人気なのか、どれくらいの価格で売買されているのか、といった知識は、ウイスキー投資をするうえで非常に役立ちます。
人気があり高額で買われやすい銘柄や、注目されている蒸留所のウイスキーを資産として持っていれば、資産価値が上がる可能性があり、売却した時に利益が出やすいのです。
利益が出るウイスキーを選ぶためには、当然ですがウイスキーの知識が欠かせません。
趣味として培ってきた知識を活かせるのが、ウイスキー投資の魅力です。