日経平均 | 27,927.47円 △428.60円 |
為替 | 1ドル=136.58円 |
売買高(東証プライム、以下同) | 13億0,163万株 |
売買代金 | 3兆2500億73百万円 |
値上り銘柄数 | 1,479銘柄 |
値下り銘柄数 | 279銘柄 |
騰落レシオ(25日) | 113.47% |
市況概況
持高調整の買戻しもあって大幅高
米国株が堅調となり、夜間取引やシカゴ市場の日経平均先物が高かったことから買い先行となった。朝方発表された東京都区部の消費者物価指数(CPI)も予想通りということで特に材料視されるということでもなく、堅調な始まりとなった後もいったんは上値の重さが見られたものの節目とみられる27,800円を超えてさらに上値を試すような動きとなった。
昼の時間帯も先物の買戻しなども見られて堅調な地合いが続き、後場に入るとすぐに前場の高値を抜けて上値を試すような展開となった。さすがに28,000円を意識すると上値も重くなり、最後は手仕舞い売りもあって上げ幅を縮小となったが、最後の最後は買いが入り、節目と見られた27,800円を超えて大幅高の引けとなった。
小型銘柄も堅調なものが多く、マザーズ指数やグロース株指数は大幅高だった。積極的に買い上がるような材料が特にあったということでもないのだが、来週のイベントなどを控えて週末の手仕舞いの買戻しなどもあったものと思われる。月初の買いが続いて空売りの買戻しを急ぐ動きも指数を押し上げる要因となったものだろう。
今日もファーストリテイリングが指数を大きく押し上げる要因となった。空売りが積み上がってきたということでもあり、値持ちが良いと買い戻しが入るという状況なのだろう。
積極的に買い上がるような材料があるということでもないので買い戻し一巡となったものから手仕舞い売りに押されるということになるのだろうが、今度こそ下値は27,500円水準となるのか、28,000円を超えるのかが注目される。
月初の買いが一巡となったと思われることや日銀の金融政策決定会合などを控えて、上値は重く上値の重さを嫌気することになると思う。
テクニカル分析
日経平均
25日移動平均線にサポートされて上値を試すような動きとなった。それでもまだまだ25日移動平均線のサポートを確認することになるのだろうし、75日移動平均線との乖離が大きくなると手仕舞い売りに押されることになるだろう。
▽詳しくは解説動画をご覧ください。
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