日経平均 | 28,856.44円 △398.76円 |
為替 | 1ドル=135.02円 |
売買高(東証プライム、以下同) | 16億2,769万株 |
売買代金 | 3兆7,751億42百万円 |
値上り銘柄数 | 1,659銘柄 |
値下り銘柄数 | 155銘柄 |
騰落レシオ(25日) | 129.87% |
市況概況
米国株高を受けて買い先行、日銀金融政策決定会合も何も変わらないが買い戻しで大幅高
米国株が大幅高となったことを受けて買い先行となった。ただ、寄り付きの買いが一巡となると買戻し一巡となったものから手仕舞い売りに押され、日銀の金融政策決定会合を控えての思惑で一瞬急激に上げ幅を縮小する場面もあった。それでも28,500円水準から切り返し方向感に乏しい展開となった。
昼の時間帯は手仕舞い売りに押され、日銀の金融政策決定会合の結果が遅れているということで後場に入ってからも手仕舞い売りに上げ幅縮小となった。日銀の金融政策決定会合の結果が発表されると特に何も変わらず、買い上がる材料でもなかったのだが、買い戻しが入ると上がれば空売りということでの踏み上げ相場となり、結局は年初来高値を更新しての高値圏での引けとなった。
小型銘柄は手仕舞い売りに押されるものも多く、堅調ながらも上値の重い展開だった。マザーズ指数やグロース指数は堅調だった。先物はまとまった売り買いは散発的に見られたものの、上がれば売り、下がれば買いという雰囲気だった。日銀の金融政策決定会合の結果発表後は「売っては買戻し」ということで踏み上げ相場となった。
日銀の金融政策決定会合の結果も特に何も変わらないのだが、インフレ懸念が薄れているということでもあり、買い戻しを急ぐ動きとなった。ゴールデンウイーク前の買戻しなどが入り、高くなると売りが増え、下がらないと買戻し入って指数を押し上げ、指数が押し上げられると買われすぎから空売りが増えるということで買いが買いを呼ぶような展開となった。
ここからは特に買い材料があるということでもないので、買戻し一巡となったものから売られることになり、指数は上値の重さが嫌気されて売られることになるのだろう。
テクニカル分析
日経平均
高値更新となったが、移動平均線からの乖離も大きく、上値が重くなると移動平均線までの下落はあると思う。
▽詳しくは解説動画をご覧ください。
当記事は、証券投資一般に関する情報の提供を目的としたものであり、投資勧誘を目的としたものではありません。