日経平均 | 33,422.52円 ▼330.81円 |
為替 | 1ドル=144.64円 |
売買高(東証プライム、以下同) | 15億3,678万株 |
売買代金 | 3兆3933億93百万円 |
値上り銘柄数 | 616銘柄 |
値下り銘柄数 | 1,123銘柄 |
騰落レシオ(25日) | 109.69% |
市況概況
月初の買いも手仕舞い売りに押される
週明けの米国株は堅調となったが、昨日の大幅高の反動もあって夜間取引やシカゴ市場の日経平均先物が安かったこともあり売り先行となった。日経平均に比較的影響の大きな銘柄が売り気配から始まりストップ安まで売られたこともあって先物も売りもかさんだ。月初の買いも見られたようだが手仕舞い売りに押されるものも多くなり、総じて冴えない展開となった。
昼の時間帯も手仕舞い売りに押される場面も見られたが、さすがに下げ渋り後場もいったんは月初の買いが入って戻り歩調となった。それでも節目の一つと見られた33,500円水準で上値を押さえられると今度は前場の安値を試すような展開となったが、最後は若干戻して大幅安までの下落とならなかった。
小型銘柄は幕間つなぎ的に買われるものなどもあり、まちまちだった。マザーズ指数やグロース指数は小幅安だった。先物はまとまった売りが出る場面もあり、指数を下押す要因の一つとなった。目先的な過熱感が強いということでもあり、買戻しを急ぐ動きよりもヘッジ的な売りが嵩んだものと思われる。
月初の買いが期待通り入ったという形だ。これがいつまで続くのかということになるが、さすがに節目では上値も重くなるのではないかと思う。明日もまだ月初の買いは期待されるものの、上値の節目を抜けるかどうかが注目される。
上値が重くなると月初の買いで下げ渋るものの指数は冴えない展開となるのだろう。空売りが積み上がっていれば一気に上値追いとなり、34,000円を試すことになるのだが、バブルであることには違いなくあくまでも行き過ぎということで買われすぎ銘柄から売られると思う。
テクニカル分析
日経平均
行き違い線のような形だが、調整が続いており、保ち合いの下限を試すことになりそうだ。25日移動平均線や基準線までの下落はありそうだ。
当記事は、証券投資一般に関する情報の提供を目的としたものであり、投資勧誘を目的としたものではありません。