丸山優太郎
丸山優太郎
日本大学法学部新聞学科卒業のライター。おもに企業系サイトで執筆。金融・経済・不動産系記事を中心に、社会情勢や経済動向を分析したトレンド記事を発信している

お金持ちになる人と貧乏なままの人はどこに違いがあるのでしょうか。お金持ちになるには「貯めるお金」と「使うお金」をきちんと分けることが大切です。コップ(運用資産)から溢れた水(配当金)だけを飲む(使う)投資版「コップの水理論」を紹介します。

目次

  1. お金持ちも実践しているお金を呼び込むお金の使い方とは
  2. 「コップから溢れた水だけを飲む」ことが大切
  3. コップの水が溢れるようになるまでは無駄遣いせず投資に専念する
  4. コップの水理論を実践するなら不動産クラウドファンディングが最適

お金持ちも実践しているお金を呼び込むお金の使い方とは

金持ち父さんも実践している「コップの水理論」!お金がお金を呼ぶ生活に近づこう
(画像=poko42/stock.adobe.com)

お金持ちも実践しているお金を呼び込む方法は、運用資産に手を付けず元本から生じる配当金などのインカムゲインで生活することです。運用資産は配当金や分配金によって年々増えていきます。そのため、お金がお金を呼ぶ状態になるのです。

例えば、運用資産10億円の超富裕層が配当利回り年5%で運用できれば、税引き後の手取り配当収入は約4,000万円です。元本に手を付けずこれだけの金額を自由に使えるのであれば、高級車や宝石を気軽に購入し、ホテルで1泊100万円のスイートルームに宿泊するのも納得できます。貯めるべきお金は貯め、使うべきお金は使う、これがお金を呼び込む使い方です。

「コップから溢れた水だけを飲む」ことが大切

上述したお金持ちのやり方をわかりやすい例にしたのが投資における「コップの水理論」です。コップの水とは運用資産のことです。コップの中の水を飲んでしまうと運用資産が減るので、入ってくる配当金や分配金も減ってしまいます。

そこで運用元本には手を付けず、溢れた水(配当金・分配金)だけを飲むようにすれば資産を減らさずに生活できるという考え方です。

コップの水が溢れるようになるまでは無駄遣いせず投資に専念する

コップから水が溢れるようになるまでは、コップに水を注いでいく必要があります。若い年代から投資を始めることが望ましいですが、コップの水が満杯になるまでは無駄使いを避け、毎月決めた金額の投資に専念するようにします。投資している途中で得られる配当金・分配金も、できる限り再投資するのが理想です。

コップの容量は人によって違いますが、富裕層以外の人でもぎりぎり届く目標金額は1億円あたりでしょうか。そこまで貯まったらコップから溢れてくる水を飲めるようになります。

運用資産1億円を年利5%で運用すれば手取り配当収入は約400万円になりますので、それほど贅沢しなければ十分に生活可能です。あとは保有している株式が増配されれば450万円、500万円と次第に手取り収入は増えていくでしょう。

コップの水理論を実践するなら不動産クラウドファンディングが最適

コップの水理論を実践するなら不動産クラウドファンディングが適しています。不動産クラウドファンディングは株式のように値下がりすることはないので、コップの中の資産価値は常に変わりません。

仮に不動産クラウドファンディング専用のコップの容量を120万円とします。すると1口10万円で運用期間12ヵ月のファンド12本に投資できます。1ヵ月ずつ時期をずらして購入すれば毎月償還を迎えます。平均利回り5%とすると税引き後約5万円の分配金が入るので、夫婦2人ならそれでディナーに行くのもよいでしょう。家族4人で行くならコップの容量を240万円にすればよいだけです。

このようにコップの水理論による投資を実践すれば、元本に手を付けることなく生活の楽しみを増やすこともできるのです。

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※本記事は一般的な例を紹介するもので、運用の結果を保証するものではありません。参考程度にお考えください。

(提供:YANUSY

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