日経平均 | 32,203.57円 △13.84円 |
為替 | 1ドル=140.93円 |
売買高(東証プライム、以下同) | 14億1,428万株 |
売買代金 | 3兆1719億05百万円 |
値上り銘柄数 | 718銘柄 |
値下り銘柄数 | 1,026銘柄 |
騰落レシオ(25日) | 98.22% |
市況概況
買い先行で始まったものの上値の重さが嫌気されて冴えない展開
米国株が高く、夜間取引やシカゴ市場の日経平均先物が高かったこともあり、本日の日本市場は買い先行となった。積極的に買い上がる材料があったということでもないのだが、指数に影響の大きな銘柄の一角が買戻しで高くなるなど指数が押し上げられる場面もあった。それでもいったん上値が重くなると手仕舞い売りに押されて上げ幅を縮小、冴えない展開となった。
昼の時間帯には若干売り物がちとなって後場は冴えない始まりとなった。昨日の安値を下回って下値模索となる場面もあったが、昨日の安値水準では買戻しも入り、結局は小幅高での引けとなった。目先の買戻しが一巡となったものが多く、戻れば売りという状況となっている。ただ、下値を売り急ぐ程の手がかりもなく、売れる状況でもないということで底堅さも見られた相場だった。
小型銘柄は幕間つなぎ的に買われるものも見られて総じて堅調、マザーズ指数やグロース指数は堅調だった。先物はまとまった売り買いも散発的に見られて指数を動かす場面もあったが断続的な売り買いは見られず、方向感はなかった。相変わらず上がれば売り、下がれば買いというような雰囲気だった。
買い先行で始まったものの寄り付きからの買いの勢いが続かなかった。それだけ買戻しが減少しているということでもあり、ここまでの踏み上げ相場が終わったということでもあるのだろう。
こうなるとちょっとした悪材料でも見られると買い戻しが入らない分、大きな下げになる可能性もあり、下げ止まらないことで下がるから売るということにもなりかねない。ここからさらに空売りが積み上がるかどうかが注目される。
テクニカル分析
日経平均
並び黒という形だ。基準線に上値を押さえられた状態でもあり、ここから25日移動平均線も下落となるところでもあり、早晩25日移動平均線を上回らないとどこかで急落ということになるのだろう。
当記事は、証券投資一般に関する情報の提供を目的としたものであり、投資勧誘を目的としたものではありません。