日経平均 | 32,189.73円 ▼198.69円 |
為替 | 1ドル=142.64円 |
売買高(東証プライム、以下同) | 15億7,568万株 |
売買代金 | 3兆6945億43百万円 |
値上り銘柄数 | 932銘柄 |
値下り銘柄数 | 814銘柄 |
騰落レシオ(25日) | 106.33% |
市況概況
底堅さも見られるのだけれど、買い気に乏しい展開
週末の米国市場は軟調だったが、夜間取引やシカゴ市場の日経平均先物意外としっかりとしていたこともあり、先週末の終値水準での始まりとなり、いったん下値を試したもののすぐに買い直されて堅調となる場面もあった。
ただ、買戻し一巡後に節目とみられる32,500円水準で上値を押さえられて売り直され、結局は冴えない展開となり、一時32,000円を意識する水準まで売られた。さすがに32,000円を割り込むことはなかったが冴えない展開だった。
昼の時間帯は特に方向感も見られず、後場も冴えない始まりとなり、手仕舞い売りに押されて前場の安値を下回る場面も見られた。
それでも前場同様に32,000円を割り込むまで売られるということでもなく、底堅く、底堅さが見られると引けを意識する時間帯に買い戻されて再度先週末の終値水準まで戻した。それでも戻りもそこまでということでまたも売り直され、結局は下げ渋りはしたものの安値圏での引けとなった。
小型銘柄も総じて手仕舞い売りに押されて軟調となった。マザーズ指数やグロース指数は軟調だった。先物もまとまった売り買いは散発的に見られ、その都度指数を押し上げ、押し下げる展開ではあったものの一貫性がなく、下がれば買われ、上がれば売られるというような展開だった。
先週末の流れを受けて下値を試す動きとなった。特に何がどうしたということでもなく、目先の需給の悪さから買い気に乏しく、買戻しが終わると売られるというような感じだった。特に売り買いを急ぐような特別な材料がなく、個々の銘柄の需給に振らされる形で右往左往する相場が続くのだと思う。
基本的には下がれば買い、上がれば売りということなのだろうが、節目を割り込みかけており、ここが正念場という感じだ。32,000円を下回ると指数に影響の大きな銘柄などが指数先行で売られ、一気に500円程度下がることもあるかもしれない。
テクニカル分析
日経平均
25日移動平均線や基準線を割り込み、遅行スパンがかろうじてローソク足にサポートされている形だが、ここで下げ止まらないと一気に雲や75日移動平均線までの下落となるのだろう。
当記事は、証券投資一般に関する情報の提供を目的としたものであり、投資勧誘を目的としたものではありません。