日経平均 | 32,388.42円 ▼384.60円 |
為替 | 1ドル=143.55円 |
売買高(東証プライム、以下同) | 16億1,317万株 |
売買代金 | 3兆8131億11百万円 |
値上り銘柄数 | 456銘柄 |
値下り銘柄数 | 1,312銘柄 |
騰落レシオ(25日) | 106.33% |
市況概況
売り先行で始まり、いったん戻りかけるも結局は大幅安
米国株が軟調となったことなどもあり、本日も寄り付きから大きく売られての始まりとなった。寄り付きの売りが一巡となった後も戻りが鈍く、いったん大きく売られる場面もあったのだが、昨日の大幅安からの反動もあり下げ渋りとなった。それでも戻れば売りというような状況であり、昨日の終値を意識すると売り直されるという状況だった。
昼の時間帯はさすがに買戻しなどもあって下げ渋り、後場は戻りを試すような始まりとなった。ただ、前場同様に昨日の終値を意識すると手仕舞い売りに押されるという状況で、その後は戻すこともなくじりじりと安くなった。引けを意識する時間帯からは戻りの鈍さを嫌気するような手仕舞い売りに押され、結局は本日の安値を意識するような水準まで下落、後場の安値引けとなった。
小型銘柄は売られすぎの反動や幕間つなぎ的な買いで堅調なものが見られ、マザーズ指数やグロース指数は堅調だった。先物は指数を先導するような場面はあまりなかったような感じだが、散発的にまとまった買い戻しも見られた。
前日に続き売り直された形となった。手仕舞い売りに押されるというよりは買い気に乏しいという感じでもあり、週末の手仕舞い売りに押される展開となった。下値の節目と見られる水準でもあり、ここで下げ止まるかどうかということなのだが、空売りがさらに減少するようであればまだまだ下値を試すことになるのだろう。水準としてはまだ少し余裕があるという感じだ。
テクニカル分析
日経平均
上髭線で基準線までの下落となった。上値の重さ、戻りの鈍さが嫌気されることになるのかどうかということだが、遅行スパンがローソク足にサポートされるかどうかが注目される。
当記事は、証券投資一般に関する情報の提供を目的としたものであり、投資勧誘を目的としたものではありません。