日経平均 | 33,338.70円 ▼83.82円 |
為替 | 1ドル=144.66円 |
売買高(東証プライム、以下同) | 14億5,115万株 |
売買代金 | 3兆3634億92百万円 |
値上り銘柄数 | 632銘柄 |
値下り銘柄数 | 1,126銘柄 |
騰落レシオ(25日) | 110.33% |
市況概況
売り先行となるも下げ渋り
米国株が休場となるなかで夜間取引の日経平均先物が売られたことや、指数に影響の大きな銘柄の悪材料もあって本日の日本市場は売り先行となった。寄り付きの売りが一巡となった後もいったん下値を試すような動きとなったが、月初の買いの続きや買戻しを急ぐ動きも見られて下げ幅を縮小する場面もあった。それでも日経平均が33,400円を意識すると上値も重く再度下値を試す動きとなって前場の取引を終えた。
昼の時間帯も特に動きは見られず、後場は堅調な始まりとなり、その後上値の重さが確認されても特に売り急ぐということもなく値持ちの良い展開となった。昨日の今日ということで買戻しが見られたことや戻り売りは出るものの押し目買いや月初の買いが入ったものと思われる。それでも買い上がる材料もなかったのだが、売り急ぐ材料もなく、最後は買戻しが入り意外に下げ渋りとなった。
小型銘柄も手仕舞い売りに押されて総じて安くなった。マザーズ指数やグロース指数は軟調だった。先物はまとまった売り買いは少なく、指数を動かす場面もほとんど見られず、まして方向感などまたくなかった上がれば売り、下がれば買いというような感じだった。
月初の買いが入った割にはすでに高かったこともあり、冴えない展開が続いた。ここからはさらに買戻し一巡となったものから売られることになるのだろう。ここで空売りが積み上がらないとさらに下値を試すことになるのだろうし、米国の主要な経済指標への反応も悲観的な反応となるのではないかと思う。結局は目先の需給次第ということなのだろう。
テクニカル分析
日経平均
行き違い線の後は出会い線のような雰囲気だが戻りが今一つ鈍く、下落トレンドには違いない。少なくとも25日移動平均線や基準線までの調整は見られると思う。
当記事は、証券投資一般に関する情報の提供を目的としたものであり、投資勧誘を目的としたものではありません。