日経平均 | 32,773.02円 ▼565.68円 |
為替 | 1ドル=143.83円 |
売買高(東証プライム、以下同) | 15億6,560万株 |
売買代金 | 3兆5698億03百万円 |
値上り銘柄数 | 318銘柄 |
値下り銘柄数 | 1,477銘柄 |
騰落レシオ(25日) | 111.24% |
市況概況
売り先行で買い気に乏しく下値を試す展開に
米国株も冴えない展開となったこともあり、夜間取引やシカゴ市場の日経平均先物が売られ、本日の日本市場は売り先行となった。ここまで買われすぎた銘柄など売り気配から始まるものも見られ総じて軟調、下値を試す展開となった。日経平均の33,000円を下回る展開となると戻しても33,000円という雰囲気で戻りが鈍く、冴えない展開となった。
昼の時間帯も手仕舞い売りに押される展開となり、後場に入ると大きく売られて始まり下値を試す動きとなった。円高が進んだことや節目と見られる32,800円を割り込むと今度はこの水準が上値というような感じで冴えない展開が続き、手仕舞い売りに押されるものが多くなった。
ここまで買われすぎ感が強かった銘柄も買戻し一巡からは買い気に乏しくちょっとした売りに押される感じで大きな下落となった。最後は若干買戻しも見られたが大幅安となった。
小型銘柄も手仕舞い売りに押されるものが多く総じて軟調だった。半導体関連銘柄などを中心に売られ、マザーズ指数やグロース指数は大幅安だった。先物は指数先行で売られるなかでまとまった売りも散発的に見られ、指数を下押す要因の一つとなった。先物主導ということでもなかったが、指数先行のなかで下げ幅を広げる要因となった。
月初の買いも終わり、手仕舞い売りに押される展開となった。それでなくても指数に影響の大きな銘柄が買われすぎていた感もあり、いったん手仕舞い売りに押されると大きく下げるということなのだろう。買戻し一巡となったものから売られた感もあるが、ここで空売りが積み上がらず、さらに買い戻しが進むようであればさらに下値を試すことになるのだろう。
テクニカル分析
日経平均
25日移動平均線を割り込み下値を試すことになった。基準線で下げ止まるか、つまり遅行スパンがローソク足にサポートされるかどうかということなのだが、25日移動平均線と75日移動平均線の乖離も大きく、いずれにしても下値模索の調整は長引きそうだ。
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