日経平均 | 32,254.56円 △61.81円 |
為替 | 1ドル=142.47円 |
売買高(東証プライム、以下同) | 15億0,132万株 |
売買代金 | 3兆4327億38百万円 |
値上り銘柄数 | 1,315銘柄 |
値下り銘柄数 | 474銘柄 |
騰落レシオ(25日) | 100.57% |
市況概況
いったん下値を試したが切り返して堅調
週末の米国株が軟調で夜間取引やシカゴ市場の日経平均先物が売られたことから、週明けの日本市場も売り先行となった。節目と見られる32,000円を割り込んで下値を試す動きとなったが、7月の安値水準まで下落すると買戻しも入り切り返しての展開となった。
結果的に32,000円を割り込むと買いが入るという形で下げ渋りとなった。日経平均に影響の大きな買われすぎ銘柄が売られて日経平均を押し下げ、TOPIXは堅調だった。
昼の時間帯も特に動きは見られなかったが、買戻しが優勢となって後場は堅調な始まりとなった。その後は今度は32,200円の節目を確認する形で、200円を割り込むと買われるという形になり、戻りを試す動きとなった。それでも32,300円を超えると手仕舞い売りに押されて、堅調ながらも指数に影響の大きな銘柄の買戻し一巡からの売りに押されて日経平均は上値が重かった。
小型銘柄も特に買い急ぐ動きはなかったが、総じて堅調だった。マザーズ指数やグロース指数は堅調となった。先物はまとまった売り買いが散発的に見られて指数が動かされる場面もあったが、特に断続的な売り買いが出るということでもなく、方向感には乏しい展開となった。
さすがに少しは落ち着きが見られてきた。32,000円の節目を確認すると買戻しも入るという感じで節目を確認する形となった。ここからどこまで戻すかということなのだろうが、戻れば売りということなのだろうから、どれだけ空売りが積み上がるかで戻り具合が測られることになりそうだ。まだまだ下模索となるか、ということなのだが、32,800円あたりまでの戻しは期待できそうだ。
テクニカル分析
日経平均
包み足となり、いったん底入れとなったかもしれない。雲の上限(先行スパン1)や25日移動平 均線、基準線までの戻りは期待できるかもしれない。
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