日経平均 | 32,192.75円 △33.47円 |
為替 | 1ドル=142.47円 |
売買高(東証プライム、以下同) | 16億3,822万株 |
売買代金 | 3兆7196億41百万円 |
値上り銘柄数 | 1,045銘柄 |
値下り銘柄数 | 707銘柄 |
騰落レシオ(25日) | 94.68% |
市況概況
さすがに下げ渋りはしたものの買戻しも限定的
米国株が軟調で夜間取引やシカゴ市場の日経平均先物が売られていたことから本日の日本市場は売り先行となった。
前日まで大きく売られていたこともあり、寄り付きからの売りが一純となると買戻しなども見られ、下げ渋りとなった。32,000円を割り込むと買われるということで押し目買いも見られたが、買い急ぐようなこともなく、下げ渋りはしたものの戻りの鈍い展開だった。
昼の時間帯も買戻しや押し目買いは見られたものの、買い急ぐようなこともなく、後場は節目と見られる32,200円水準を上値に小動きとなった。上がれば売られ下がれば買われるという感じで指数に方向感は見られず、様子見気分の強い週末の相場となった。金利上昇も一服感が出たもののまだ高い水準にあり、信用収縮懸念が緩和されるということもなく、最後マで買い気には乏しく、小動きだった。
小型銘柄も押し目買いなどが見られて総じて堅調だったが、買い上がるということでもなく、マザーズ指数やグロース指数は堅調ながらも上値の重い展開だった。先物はまとまった売り買いが散発的にみられたものの断続的な売り買いは見られず、上がれば売られ、下がれば買われるということで方向感は見られなかった。
さすがに下落も一服となったが、買戻しを急ぐ動きがみられなかった。空売りが減少しているということもあるが、買戻し以外の買い手が少ないということでもあり、信用収縮の流れが続いていると見られる。
保ち合いの想定されるか下限水準にあるがここから買い直されるか、水準訂正とばかりにさらに下値を試すか、目先の需給や米国株の動向次第となりそうだ。いずれにしても買われすぎ銘柄の修正安は続くと思われる。
テクニカル分析
日経平均
雲の中で下げ渋りとなったが、戻りも鈍く、75日移動平均線までの調整の可能性が高い。ここで下げ渋りが見られるのかどうかというところだ。
当記事は、証券投資一般に関する情報の提供を目的としたものであり、投資勧誘を目的としたものではありません。