田中タスク
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エンジニアやWeb制作などIT系の職種を経験した後にFXと出会う。初心者として少額取引を実践しながらファンダメンタルやテクニカル分析を学び、自らの投資スタイルを確立。FXだけでなく日米のETFや現物株、商品などの投資に進出し、長期的な視野に立った資産運用のノウハウを伝える記事制作に取り組む。初心者向けの資産運用アドバイスにも注力、安心の老後を迎えるために必要なマネーリテラシー向上の必要性を発信中。

JT(日本たばこ産業)<2914>は、日本でも有数の高配当銘柄として知られており、配当重視の投資家から高い人気を誇っています。本稿では、実際にJT株に2017年から投資をしていたらどれだけの配当金が得られていたのかを計算してみました。

2017年から6年間のJT株配当をチェック

2017年からJT株に投資をしていた人は配当金をいくらもらえる?
(画像=78art/stock.adobe.com)

JT株の2017年からの配当は、以下の通りです。

年度1株あたり配当金連結配当性向
中間期末年間
2022年度75円113円188円75.4%
2021年度65円75円140円73.4%
2020年度77円77円154円88.1%
2019年度77円77円154円78.6%
2018年度75円75円150円69.7%
2017年度70円70円140円63.9%
引用元:配当(JT公式サイト)

2023年7月時点で2023年度の配当予想も発表されており、前年度と変わらず188円予想(配当性向75.8%)です。高配当銘柄のイメージにふさわしく、配当は堅調に推移しています。2017年からの6年分をすべて足すと926円です。

つまりJT株を2017年から100株保有し続けていた場合の配当収入合計は、9万2,600円となります。

2017年1月31日の終値は、3,640円でした。この場合、100株を購入するのに必要な資金は、36万4,000円です。

<JT株週足チャート>

JT株週足チャート
引用元:TradingView

36万4,000円で買ったJT株(100株)を6年間保有することで得た配当収入は9万2,600円です。

<JT株を2017年1月31日から6年間保有して得た配当収入のシミュレーション>

株数購入資金合計配当収入
100株36万4,000円9万2,600円
300株109万2,000円27万7,800円
500株182万円46万3,000円
1,000株364万円92万6,000円

高配当株一択でいいのでは?と思った方へ

先ほどのJT株(100株)のシミュレーションでは、6年間で約25.4%の利回りが得られたことになります。とても魅力的なシミュレーション結果となるため、「これなら投資先はJTのような高配当株の一択でいいのでは?」と思った方は多いかもしれません。しかし株式投資には、株価の下落リスクが付き物です。

事実、2023年7月13日終値時点でJT株は3,026円となっており、購入時の株価3,640円を大きく下回り、6万1,400円の含み損となっています。

<JT株週足チャート>

JT株週足チャート
引用元:TradingView

6年間の配当収入9万2,600円を含めればプラスとなりますが、株価がさらに下落すると、せっかく6年をかけて得られた配当収入の総額を含み損が上回ってしまう可能性もあります。この含み損をどのようにするかが、配当狙いの長期的な株式投資では大きな課題です。

「株価下落」がない高利回り投資

高配当株への投資に魅力を感じていても、株価下落や暴落などの可能性を考えると、なかなかはじめの一歩を踏み出せない方におすすめなのが、不動産クラウドファンディングです。不動産クラウドファンディングなら短期的な値動きに一喜一憂することなく、高利回り投資が期待できます。

不動産クラウドファンディングとは、事業者が厳選した不動産を出資者から集めた資金で運用し、そこから得られた利益を分配する仕組みのことです。利回りが5%、もしくはそれ以上の案件もたくさんあるため、JT株への投資よりも高い利回りも期待できます。また不動産クラウドファンディングは、株式のように市場流通しているわけではないため、日々の値動きがありません。

さらに不動産市場は、株式やFXなどのように短期的に大きな値動きが起きるわけではないため、安定的かつ長期的に高利回り運用が可能です。一般的に投資は、リスク分散の観点から異なる投資先に資金を分散することが推奨されています。株価のような短期的な値下がりの心配をせずに高利回りの運用をしたい方は、不動産クラウドファンディングを検討してみてはいかがでしょうか。

(提供:YANUSY

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