日経平均 | 33,023.78円 ▼218.81円 |
為替 | 1ドル=147.88円 |
売買高(東証プライム、以下同) | 17億3,677万株 |
売買代金 | 4兆0435億52百万円 |
値上り銘柄数 | 225銘柄 |
値下り銘柄数 | 1,581銘柄 |
騰落レシオ(25日) | 133.36% |
市況概況
買い気に乏しく冴えない展開
米国株が安かったのだが、夜間取引やシカゴ市場の日経平均先物が案外しっかりとした動きになり、前日の終値を上回って始まった。
ただ、寄り付きの売り買いが一巡となると買い気に乏しい展開の中で手仕舞い売りに押されるものが多く、軟調となり、下値を試すような動きとなった。前日買われていたものが売られるというような状況で、高配当利回り銘柄なども売られ総じて売りが優勢だった。
昼の時間帯は値持ちの良さも見られたのだが、前場の安値を下回って始まったあとは買い気の乏しい中で冴えない動きが続いた。
戻りかける場面もあったのだが、指数の上値は重く、買戻し一巡となったものから売られるということで終始冴えない展開となり、最後は手仕舞い売りを急ぐような動きもあって33,000円を下回る場面もあり、安値圏での引けとなった。
小型銘柄も手仕舞い売りに押されるものが多く、総じて軟調だった。マザーズ指数やグロース指数は軟調ながらも下げ渋りも見られた。先物はまとまった売り買いも散発的に見られたものの、指数を大きく動かすような場面も少なかった。買い気には乏しく、上がれば売りというような場面も見られた。
調整感が一気に強まった感じだ。特に昨日まで買われていた銘柄が手仕舞い売りに押されるものが多く、売り急ぐ材料があるわけではないので、売り急ぐこともないのだが、買いが入れば売られるというような感じだった。
米FOMC(公開市場委員会)や日銀の金融政策の方向感が出れば大きく動くのだろうが、はっきりと見えない場合には引き続き上がれば売り、下がれば買いというような展開なのだろう。
テクニカル分析
日経平均
移動平均線からの乖離も大きかったこともあり、再度調整感が出て来た。雲のねじれの日柄でもあり、ここで下げ止まらないとさらに大きな下げとなるのだろう。
▽詳しくは解説動画をご覧ください。
当記事は、証券投資一般に関する情報の提供を目的としたものであり、投資勧誘を目的としたものではありません。