日々是相場
(画像=VectorSpace/PIXTA)
日経平均 32,040.29円 △381.26円
為替 1ドル=149.61円
売買高(東証プライム、以下同) 12億3,645万株
売買代金 3兆1248億75百万円
値上り銘柄数 1,363銘柄
値下り銘柄数 411銘柄
騰落レシオ(25日) 86.04%

市況概況

米国株高を受けて買い先行も上値の重い展開

米国株が大幅高となり夜間取引やシカゴ市場の日経平均先物が買われたことで本日の日本市場は買い先行となった。積極的に買い上がるような材料があったということでもないのだが、昨日の大幅安の反動や買戻しも入り大きく指数が押し上げられた。

ただ、32,000円の心理的な節目を大きく上回ったところからは買戻し一巡となったものから手仕舞い売りに押され上げ幅を縮小して前場の取引を終えた。売り急ぐ動きは見られないものの買い気にも乏しいというような展開だった。

昼の時間帯には先物が買われる場面もあったのだが、後場はさらに上げ幅を縮小しての始まりとなった。それでも売り急ぐこともなく、32,000円を超えると売られ、割り込むと買われるという状況だった。

売り急ぐ動きはないものの買い気に乏しく、引けを意識する時間帯からは32,000円を超えることもなく、戻りの鈍さを嫌気しては売られていたが、最後は買戻しなどもあって何とか32,000円台はキープしての引けとなった。

小型銘柄は前日の暴落の反動から下げ渋り、堅調なものが目立った。マザーズ指数やグロース指数は堅調だった。先物はまとまった売り買いはほとんど見られず、上がれば売られ、下がれば買われるというような展開で方向感に乏しい展開となった。指数を先導するような場面も全く見られなかった。

地政学リスクなどが懸念されるものの、特に目立った動きがないこともあり買戻しが入ったという状況だ。それでも買い上がるほどの材料もなく、売られないから下がらないという展開になっている。

ここからさらに決算発表などに反応しながら、そして米国の金利や地政学リスクなどに振らされて右往左往しながらの調整が続くと思われる。

テクニカル分析

日経平均

戻しはしたものの25日移動平均線や基準線に上値を押さえられた。25日移動平均線や基準線の下落も続くところであり、再度下値を試すことになりそうだ。

▽詳しくは解説動画をご覧ください。

当記事は、証券投資一般に関する情報の提供を目的としたものであり、投資勧誘を目的としたものではありません。