日経平均 | 32,315.99円 ▼178.67円 |
為替 | 1ドル=149.67円 |
売買高(東証プライム、以下同) | 14億6,590万株 |
売買代金 | 3兆7676億00百万円 |
値上り銘柄数 | 101銘柄 |
値下り銘柄数 | 1,708銘柄 |
騰落レシオ(25日) | 81.18% |
市況概況
米国の金利上昇や地政学リスクを嫌気してほぼ全面安
昨日までの急騰の反動や米国金利上昇を受けて売り先行となった。ただ、ファーストリテイリングが決算発表を受けて大きく買われたことから1社で指数を押し上げ日経平均は下げ渋り、堅調となる場面もあった。
地政学リスクなどが取りざたされて週末の手仕舞い売り、オプションSQ(特別清算指数)算出後の手仕舞い売りに押されるものが多く、ほぼ全面安でTOPIXやマザーズ指数などが大幅安となった。
昼の時間帯も買戻しは入るがそれ以上の買いが入らずさえない展開となり、後場に入るとさらに売り急がれて売られる銘柄が多くなった。ファーストリテイリングは値持ちの良い展開が続き、日経平均は下げ渋りとなったが、ほぼ全面安という状況となった。さすがに最後はファーストリテイリングも手仕舞い売りに押されたが、下げ渋り、日経平均も下げ渋りとなった。
小型銘柄も手仕舞い売りに押されるものが多く、マザーズ指数やグロース指数は大幅安となった。先物もまとまった売りが散発的に見られたのだが、売り急ぐ動きも限られ指数を大きく下押すことはなかった。ファーストリテイリングの影響が大きいので売り切れないという感じだった。
好調な決算を受けてファーストリテイリングが買われたことで指数も下げ渋りとなったが、さすがに目先的に過熱感が強いこともあり、週末の手仕舞い売りに押された。
ファーストリテイリングだけという相場であり、日経平均は下げ渋りとなったが、調整感が強まったと見て良いと思う。ここから改めて地政学リスクなどが取りざたされたり、原油価格の上昇などが見られれば一気に売られる場面もあると思う。
テクニカル分析
日経平均
雲に上値を押さえられ、いったんは25日移動平均線にサポートされたが、基準線や32,000円の節目を確認することになるのだろう。
▽詳しくは解説動画をご覧ください。
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