日経平均 | 32,494.66円 △558.15円 |
為替 | 1ドル=149.11円 |
売買高(東証プライム、以下同) | 15億1,504万株 |
売買代金 | 4兆1765億95百万円 |
値上り銘柄数 | 1,317銘柄 |
値下り銘柄数 | 465銘柄 |
騰落レシオ(25日) | 87.94% |
市況概況
引き続き米金利の低下を好感して大幅高
昨日までの急騰の続きという感じで本日も買い先行となった。寄り付きから大きく買われた後もいったん上値の重さが見られたもののすぐに買い直されて上値追いとなった。特に買い材料があったということでもないのだが、昨日同様に指数に影響の大きな銘柄を中心に買い急ぐ動きとなり、高値圏で前場の取引を終えた。
昼の時間帯も先物の買戻しなども見られて大きく上昇、32,000円どころか、32,500円を伺うような展開となった。オプションSQ(特別清算指数)算出に絡むヘッジの先物買いなども見られたものと思われ、日経平均先行での大幅高となった。
連日の大幅高でも空売りが積み上がるということでもないのだが、日経平均に影響の大きな銘柄が買われて上値を試す動きとなった。さすがに32,500円を意識すると上値も重くなったが、値持ちの良さもあって最後は買戻しを急ぐ動きで大幅高、32,500円水準での高値引けとなった。
小型銘柄も堅調なものが多く見られ、本日はさすがにマザーズ指数やグロース指数も大幅高となった。先物はまとまった買いがそれほど見られた感じでもないのだが、指数を押し上げる要因になったものと思われる。買うから上がる上がるから買うという状況で買い急ぐ場面もあった。
特に目新しい材料があったということでもなく、インフレ収束が見られたということでもないのだが連日の大幅高となっている。オプションSQを控えてのヘッジの先物買いなどもあると思われ、日経平均に寄与度の大きな銘柄が指数を押し上げている状況だ。
今晩の米CPI(消費者物価指数)の発表や明日のオプションSQで買い一巡となってくるのではないかと思う。それにしてもすごい上昇となっている。
テクニカル分析
日経平均
さらに上値の節目を試すように25日移動平均線や基準線、75日移動平均線や雲までの上昇となった。さすがにここではいったんは上値を押さえられるものと思われ、いったん調整となるのだろう。
▽詳しくは解説動画をご覧ください。
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