日経平均 | 30,696.96円 ▼294.73円 |
為替 | 1ドル=149.64円 |
売買高(東証プライム、以下同) | 30億1,598万株 |
売買代金 | 5兆6674億49百万円 |
値上り銘柄数 | 206銘柄 |
値下り銘柄数 | 1,426銘柄 |
騰落レシオ(25日) | 79.41% |
市況概況
週末に夜間取引やシカゴ市場の日経平均先物が安かったことで大幅安
週末に米ダウ平均が大きく下落し、夜間取引やシカゴ市場の日経平均先物が売られていたことで本日の日本市場は売り先行となった。
寄り付きの売りが一巡となった後は日銀の金融政策決定会合などを控えていることもあり、はっきりと方向感が出るということでもなく、上がれば売られ、下がれば買われるというような保ち合いとなった。結局安値圏で引けたものの、10月4日の安値水準で下げ渋りとなった。
昼の時間帯も方向感には乏しく、後場に入ってからも指数は小動きとなった。寄り付きから売られたものが切り返すでもなく、買われたものが売られるでもなく、上がれば売られ、下がれば買われるという状況が続いた。
戻りが鈍いとなると、いったん31,600円を割り込み下値を試す動きも見られたが、10月4日の安値水準、先週の安値水準を意識して下げ渋り、下げ渋りとなったことで買い戻しも見られ、結局は寄り付きからは方向感が見れず、寄り引け同事線に近い形で気迷い気分を表す相場となった。
小型銘柄も上がれば売られ、下がれば買われるという状況で動きは見えず、マザーズ指数やグロース指数も小動きとなった。先物もまとまった売り買いが見られることもなく、ヘッジの売り買いの解消の動きや目先のこすくい商いが主体と見られ、指数を動かす場面もほとんどなかった。
下値を試す動きとなっているのだが、先週の安値水準で下げ渋りとなった。好決算に反応して指数を押し上げるような銘柄も多く、割安感が出ている銘柄を中心に下がれば買いと言う展開となっている。
引き続き売られすぎ銘柄などを買いながら買われすぎ銘柄に関しては戻れば売りと言う状況であり、相場全体としては日銀の金融政策決定会合の結果待ちと言うことなのだろう。金融緩和継続となれば、買い戻しも見られるのだろうが、買戻し一巡となったものから上値も重くなると思う。いったん買われてもまだまだ保ち合い相場が続くのだと思う。
テクニカル分析
日経平均
再度下値を試す動きとなったが、移動平均線や基準線からの乖離も大きく、先週安値を確認するような形となっている。気迷い線であり、明日の相場で方向感が見えてくるのだと思う。
▽詳しくは解説動画をご覧ください。
当記事は、証券投資一般に関する情報の提供を目的としたものであり、投資勧誘を目的としたものではありません。