日経平均 | 30,991.69円 △389.91円 |
為替 | 1ドル=150.10円 |
売買高(東証プライム、以下同) | 14億2,841万株 |
売買代金 | 3兆5383億98百万円 |
値上り銘柄数 | 1,556銘柄 |
値下り銘柄数 | 92銘柄 |
騰落レシオ(25日) | 83.75% |
市況概況
米国株安にも関わらず買い先行で週末の買戻しもあって大幅高
米国株が軟調となり夜間取引やシカゴ市場の日経平均先物が冴えない展開だったが、寄り付きから買戻しなどもあって買い先行となった。
寄り付きの買いが一巡となった後も買戻しを中心に買いが入り節目と見られる31,000円を超えるところまで大きな上昇となった。特に買い上がる材料があったということでもないのだが、週末の手仕舞いの買戻しなどが見られて指数先行での上昇となった。
昼の時間帯にはさすがに上げ幅縮小となり、後場に入ってからも31,000円を割り込んでの推移となった。それでも売り急ぐようなこともなく、値持ちの良い展開が続き、31,000円を超えると売られるという状況だったものの上げ幅を縮小することでもなく大幅高水準での保ち合いが続いた。最後まで方向感は見られなかったが、大幅高ながらも31,000円に届かずに引けた。
小型銘柄も買戻しも交えて高くなるものが多く、総じて堅調だった。マザーズ指数やグロース指数は大幅高となった。先物はまとまった売り買いも散発的に見られ、特に買いが入って指数を押し上げる場面も見られた。それでも31,000円を超えるとヘッジ売りや戻り売りで上値を押さえるような場面もあった。
下値を試す動きになるかと思ったが、意外に買い戻しを急ぐ動きとなった。それでも上がるから買う、ということであり、さらに上値を買い上がるには材料も必要と言うことだろう。
31,000円を挟んでの保ち合いとなりそうであるし、日銀の金融政策決定会合も気になる、さらに円安も気になるということで「買えない」状況には変わりなく、下がれば買われるのだろうが、下がらないと買えないということなのだと思う。
テクニカル分析
日経平均
再度戻り歩調となったように見えるがそれでも上値の重い感じだ。下値は底堅いのだろうが、上値も重いという状況が続くのだろう。
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