日経平均 | 31,269.92円 △207.57円 |
為替 | 1ドル=149.85円 |
売買高(東証プライム、以下同) | 12億9,853万株 |
売買代金 | 3兆1379億44百万円 |
値上り銘柄数 | 975銘柄 |
値下り銘柄数 | 630銘柄 |
騰落レシオ(25日) | 74.57% |
市況概況
買い先行で一時大幅高となるも上値の重い展開
米国株が堅調となったことで夜間取引やシカゴ市場の日経平均先物が買われ、本日の日本市場は買い先行となった。
寄り付きの買いが一巡となった後は上がれば売られ、下がれば買われるということで方向感に乏しい展開となったが、値持ちの良さから買戻しを急ぐ動きなども見られ、指数先行でほぼ全面高の上昇となった。節目と見られる31,200円~300円水準を抜けて31,500円を意識する水準まで買われ高値で前場の取引を終えた。
昼の時間帯は手仕舞い売りに押されて先物が前場の終値よりも安く、後場が始まっても前場の高値を抜けずに上値の重い展開となった。
何とか31,400円水準を維持していたが引けを意識する時間帯からは手仕舞い売りに押され上げ幅を縮小、結局は節目と見られる31,200円台での引けとなった。積極的に買い上がると言うよりは売られないから買戻すというような感じで上値の重いものが多かった。
小型銘柄は昨日の大幅高の反動から早くも手仕舞い売りに押されるものが見られ、上値の重さが嫌気されて総じて軟調となった。マザーズ指数やグロース株指数は軟調だった。先物はまとまった売り買いも散発的に見られたが断続的な動きはなく指数を方向づけるようなこともなかった。
31,000円を割り込むと買いというような雰囲気だがまだしっかりと底入れ感が出たということでもない感じだ。31,200円~300円水準が節目となりかけており、決算発表などでサプライズ的な決算が見られるようなことでもないとまだまだ上値の重い冴えない展開が続くのだと思う。
地政学リスクやスタグフレーション懸念、中国の景気後退懸念などが薄れないと本格的な戻り相場とはならず、上がれば売られるということになるのだろう。
テクニカル分析
日経平均
戻しはしたものの気迷い線であり、ちょっとした売りに押されやすいということだろう。下値模索が継続しているということだ。
▽詳しくは解説動画をご覧ください。
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