日経平均 | 30,999.55円 ▼259.81円 |
為替 | 1ドル=149.93円 |
売買高(東証プライム、以下同) | 12億3,531万株 |
売買代金 | 2兆8792億01百万円 |
値上り銘柄数 | 265銘柄 |
値下り銘柄数 | 1,358銘柄 |
騰落レシオ(25日) | 75.17% |
市況概況
引き続き地政学リスクや金利上昇を嫌気して冴えない展開
週末の米国株が売られ夜間取引やシカゴ市場の日経平均先物が安かったことから、本日の日本市場も売り先行となった。
それでも、夜間取引やシカゴ市場の日経平均先物の終値を上回る形で底堅い始まりとなり、寄り付きの売りが一巡となった後も特に買いが入るということでもなく、下がれば買戻しも入り底堅さが見られた。それでも最後は手仕舞い売りもあって日経平均は前場は安値引けとなった。買われすぎ銘柄が売られ、割安銘柄は底堅さが見られた。
昼の時間帯は若干買いが入り、後場は下げ渋りの始まりとなった。それでも戻りが鈍いとなると再度売り直され、前場の安値を割り込んで31,000円割れとなった。さすがに31,000円を割り込むと買戻しも入ったのだが、戻りが鈍いとなると再度売り直され、引けを意識する時間帯からは手仕舞い売りに押される形で下げ幅を広げ、再度31,000円を割り込んで安値圏での引けとなった。
小型銘柄も手仕舞い売りに押されるものが多く、総じて軟調となった。マザーズ指数やグロース指数は大幅安となった。先物はまとまった売り買いは少なく、ちょっとした売りに指数が押し下げられるというような感じで、戻れば売りというような雰囲気だった。
31,000円水準では下げ渋り感はあるものの買い気に乏しい中で見切り売りに押されるものが多くなった。単純にPER(株価収益率)が高いものが売られ、低いものがしっかりとしているというような雰囲気でもあり、リスク回避の動きが増しているという感じだ。まだまだ下値模索が続くものと思われ、買われすぎ銘柄の修正安は続くのだと思う。
テクニカル分析
日経平均
節目と見られる31,000円を試す動きとなった。31,000円を割り込むと買戻しも入るということなのだが、下値模索が続くのだろう。
▽詳しくは解説動画をご覧ください。
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