日経平均 | 31,430.62円 ▼611.63円 |
為替 | 1ドル=149.77円 |
売買高(東証プライム、以下同) | 12億8,382万株 |
売買代金 | 3兆1665億70百万円 |
値上り銘柄数 | 401銘柄 |
値下り銘柄数 | 1,395銘柄 |
騰落レシオ(25日) | 81.39% |
市況概況
引き続き地政学リスクや金利上昇を嫌気して大きく売られる
米国株が大幅安となったことから本日の日本市場は売り先行となった。
寄り付きから節目と見られる32,000円や31,800円の水準を大きく下回って始まったこともあり、寄り付きの売りが一巡となるといったん戻りかけたが、改めて上値の重さが確認されると売り直された。いったん売り直されると買い気に乏しい中で手仕舞い売りや見切り売りを急ぐ動きもあり、結局前場は安値引けとなった。
昼の時間帯も全く事態は好転せず、後場に入るとさらに下値を探る展開となった。何とか31,400円を保つと買戻しなども見られたが、買い気は依然として乏しく、31,500円を超えるのがやっという状況だった。上値の重さが確認されると引けを意識した時間帯からは手仕舞い売りを急ぐ動きも見られ、下値を試す動きかと思われたが、何とか安値圏ながらも31,400円台を保っての引けとなった。
小型銘柄も手仕舞い売りに押されるものが多く、買い気に乏しい中で大きく売られるものが目立った。マザーズ指数やグロース指数は大幅安だった。先物は散発的にまとまった売りが出るという状況で、指数を下押す場面も何度か見られた。一方で底堅さが見られる場面でも戻りは鈍く、戻りの鈍さが嫌気されると売り直されるという状況だった。
昨日は何とか下げ渋りとなったが、さすがに本日は大きな下げとなった。買戻し一巡となったものから売られるという状況でもあり、下値模索が続くと思われる。決算発表に対する期待も特に強いわけでもなく、金利上昇の影響や地政学リスクがあるうちはしっかりと買い上がることはなく、戻れば売りというような展開なのだろう。
テクニカル分析
日経平均
32,000円を超えたところで上値の重さが確認され、下値を試す動きとなった。あと2~3日先が遅行スパンが絡むローソク足が高値をつけた日柄に応答し、そこまでは安いのではないかと思う。
▽詳しくは解説動画をご覧ください。
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