日経平均 | 31,259.36円 ▼171.26円 |
為替 | 1ドル=149.85円 |
売買高(東証プライム、以下同) | 13億1,855万株 |
売買代金 | 3兆2818億57百万円 |
値上り銘柄数 | 659銘柄 |
値下り銘柄数 | 944銘柄 |
騰落レシオ(25日) | 81.61% |
市況概況
米国株安を受けて売り先行も週末の買戻しもあって下げ渋り
米国株が軟調となったこともあり、本日の日本市場は売り先行となった。それでも昨日の大幅下落である程度金利上昇や地政学リスクを織り込んだという雰囲気でもあり、寄り付きの売りが一巡となった後は下値を試す場面でも底堅さが見られるという状況だった。
日経平均の節目と見られる31,200円~300円水準を下回り、31,000円をも意識するという状況になるとさすがに週末の手仕舞いの買い戻しもあって下げ渋りとなった。
昼の時間帯には先物の買いも見られて後場は下げ幅縮小となった。売り一巡から戻り歩調となったが、さすがに昨日の終値を意識するところでは上値も重く、買い上がるようなこともなく最後は手仕舞い売りに押されるという状況だった。
相変わらず地政学リスクや金利上昇などリスク回避の流れも変わっておらず、戻れば売りという雰囲気になっている。割安銘柄などには底堅さが見られるが割高感が強いものなどは決算発表が本格化する前の手仕舞い売りなども見られるのだろう。
小型銘柄は手仕舞い売りに押されて総じて軟調となった。それでもマザーズ指数やグロース指数は前場は大幅安となったが、売り一巡から下げ渋りとなった。先物はまとまった売り買いは散発的に見られ、その都度指数を動かす場面もあったが、一方向に断続的に売り買いがみられることはなく、右往左往しながら方向感に乏しい展開だった。
下げ渋り感はあるのだが、やはり「買えない」と言うような感じだ。売り急ぐ動きも少ないので、指数は値持ちの良いように見えるが、ちょっとした売りが出ると一気に売られるということなのだろう。日経平均VIが高止まりしており、いつ売りが売りを呼ぶ展開となってもおかしくない感じでもある。地政学リスクや金利上昇への警戒が強まるとさらに下値を試すこともあるかもしれない。
テクニカル分析
日経平均
下値の窓埋めというような形となった。これで終わりとなるかどうかということだが、、25日移動平均線や75日移動平均線の下落が続くので、戻りれば売りという状況には変わりないだろう。
▽詳しくは解説動画をご覧ください。
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