日経平均 | 30,601.78円 ▼668.14円 |
為替 | 1ドル=150.49円 |
売買高(東証プライム、以下同) | 13億8,118万株 |
売買代金 | 3兆2880億72百万円 |
値上り銘柄数 | 325銘柄 |
値下り銘柄数 | 1,291銘柄 |
騰落レシオ(25日) | 75.84% |
市況概況
米国株安を受けて売りが先行、金利上昇懸念などから売り急ぐ動きで大幅安
米国株が軟調、特にナスダック指数が大幅安となったこともあり、本日の日本市場は売り先行となった。
ハイテク銘柄、特に半導体関連銘柄などが売り気配から始まるなど寄り付きから大きく下落して始まり、寄り付きの売りが一巡となった後も手仕舞い売り、見切り売りが嵩んで下値を試す動きとなった。いったんは底堅さが確認されて戻り歩調となったものの戻りが鈍いとみると売り直されほぼ安値での引けとなった。
昼の時間帯も特に戻すでもなく、下値を試すような動きが続いた。後場に入ってからは何とか30,600円水準を保っていたのだが、戻りも鈍く方向感に乏しい展開となった。
底堅いというよりは上値が重い、戻りが鈍いということで引けを意識する時間帯には30,500円台での動きが続き最後は若干買戻しも入り何とか30,600円台での引けとなった。買い材料に乏しく、ちょっとした売りが出る、あるいは買戻しが一巡となるとすぐに売られるというような感じだった。
小型銘柄も手仕舞い売りに押されるものが多く、大きく下落するものが多くなった。マザーズ指数やグロース指数は大幅安となった。先物もまとまった買いはほとんど入らず、下げ始めるとまとまった売りが出るというような状況で指数を下押す場面も多く見られた。方向感がないというよりは買い気に乏しいという雰囲気だった。
再度31,000円を大きく割り込み、一昨日の安値を試す動きとなった。地政学リスクや金利上昇の影響を懸念する動きが強いのだが、決算への警戒や円安への警戒も出ていると言うことなのだろう。円安だが、輸出株などが買われるということでもなく、買われすぎ銘柄を中心に冴えない展開、下値模索が続くのだろう。
テクニカル分析
日経平均
気迷い線の後、安く寄り付いたことで一気に下値を試す動きとなった。ダブるボトムというか、トリプルボトムというか「いいところ」ではあるので、保ち合いの下限と考えてもいいかもしれない。戻りはまずは25日移動平均線や基準線までということになるのだろう。
▽詳しくは解説動画をご覧ください。
当記事は、証券投資一般に関する情報の提供を目的としたものであり、投資勧誘を目的としたものではありません。