「レイカズン」や「ダブルネーム」などを展開するレイ・カズンが民事再生
(画像=「セブツー」より引用)

ファッションブランド「レイカズン(Ray Cassin)」や「ダブルネーム(DOUBLE NAME)」「フレームス レイカズン(frames Ray Cassin)」を展開しているレイ・カズン(本社:東京都渋谷区、代表:足達成幸)は10月31日、東京地裁へ民事再生法を申請した。

レイ・カズンは、全国のファッションビルやアウトレットモール、大手ECサイトに出店し、カジュアルなスタイルが人気を集め2019年9月期には売上高が約72億円であった。しかし、新型コロナウイルスの感染拡大によりアパレル市場が悪化し、需要が低下したことから2021年9月期の売上高は約55億円まで減少。その後、外出自粛等の規制緩和などにより2022年9月期には売上高が約70億円にまで回復していたものの、自力での再建は難しいと判断し、民事再生法のもと再建を進めていく判断に至った。

「レイカズン」は、若者向けのレディースファッションブランド。長く着続けられる定番に、遊び心をプラスした「トレンド ミックス カジュアル」なアイテムを提案する。「ダブルネーム」は、男性と女性、ハードとソフトなどの「二面性」をテーマとした流行を意識しすぎないナチュラルなデザインが特徴。デニムを中心としたカジュアルスタイルを提案する。また、着心地や素材感を考えて、様々な後加工が施されているなどのこだわりがある。