日経平均 | 32,568.11円 ▼78.35円 |
為替 | 1ドル=151.40円 |
売買高(東証プライム、以下同) | 17億1,719万株 |
売買代金 | 4兆1106億50百万円 |
値上り銘柄数 | 989銘柄 |
値下り銘柄数 | 630銘柄 |
騰落レシオ(25日) | 114.73% |
市況概況
下値を試す展開から買戻しで下げ渋り
米国株が軟調となったことやオプションSQ(特別清算指数)の影響、そして芳しくない決算を発表したものなどもあって売り先行となった。
寄り付きの売りが一巡となった後も手仕舞い売りを急ぐ展開となり、下値の節目を割り込むとさらに売られるということで一時大きな下落となった。それでも売り一巡となると今度は買戻しを急ぐ動きも見られて指数は押し上げ、下げ幅を縮小しての引けとなった。
昼の時間帯も特に動きは見られず、後場も冴えない始まりとなった。それでも売り急ぐ動きもなく、32,400円を割り込まずに底堅さが見られると再度買戻しを急ぐ動きなどもあって急速に下げ幅を縮小する場面もあった。
前場の高値を抜けるとさすがに上値も重くなり、指数は小動きとなった。引けを意識する時間帯から買戻しを急ぐ動きも見られ、日経平均はソフトバンクGの下げで上値も重かったが、TOPIXは小幅高での推移となった。
小型銘柄は手仕舞い売りに押されるものが多く、戻れば売り、値持ちがよければ売られるということで総じて軟調だった。グロース250指数やグロース株指数は大幅安だった。先物は朝方こそまとまった買いが入り、指数を押し上げる場面もあったが、特に方向感を持って断続的に売り買いされることもなく、上がれば売られ、下がれば買われるという展開だった。
下値を試す動きで売り一巡となると買戻しが入るという感じだった。特に買い上がる材料がないだけに空売りが積み上がって踏み上げられるというような感じだ。ここからは決算への反応が一段落となり、米国金利や為替動向に振らされる場面も出てくると思う。32,000円台を固めるということで何度か下値を試すような動きが見られるのではないかと思う。
テクニカル分析
日経平均
三役好転とはなったものの上値が重いという感じだ。首つり足という感じでもあり、まだまだ雲のサポートなどを確認するような動きが見られるのだろう。
▽詳しくは解説動画をご覧ください。
当記事は、証券投資一般に関する情報の提供を目的としたものであり、投資勧誘を目的としたものではありません。