◉環境ビジネスの成長と起業家、オーナー達の躍進


特に、優れた勝負師のイーロン・マスク氏は絶好調のようです。電気自動車メーカーTeslaの共同創業者兼CEOを務め、会社の株式25%(約14億ドル相当)を所有しています。また、彼は太陽光システムを住宅用顧客および企業用顧客に導入、販売、リースする会社Solar Cityの会長でもあり、株式の27%(約4億ドル相当)を保有しています。

ルーベン・オメット氏は、エタノール産業で世界唯一の億万長者です。株式公開企業Cosanは、最大のさとうきび生産者かつ製造加工業者のひとつで、最大規模のエタノール生産者でもあります。フォーブズ推定では、オメット氏の純資産は25億ドルで(4月18日時点の株価基準)、彼の保有株式は約17億ドル相当です。
10年かけて会社の経営権について家族と法廷で争ったオメット氏は、他社買収により成長を加速させました。

大量のソーラー関連株式を保有している億万長者は、クリスティ・ウォルトン氏と中国のチュー・ゴンシャン氏です。ウォルマートの女性相続人であるウォルトン氏は、推定資産300億ドルで(4月18日時点の株価)、First Solar 株を10億ドル弱保有しています。この株は、この一年で75%反発しました。
チュー・ゴンシャン氏は、ソーラーパネル用ポリシリコン製造会社GCL Poly-Energy Holdingsの株を約9億5千万ドル相当保有しています。この株価はこの一年で約30下落しました。
その一方で、ソーラー設備生産のBeijing Jingyuntong Technology の株価は同時期に40%下落したため、ファン・ツァオシア氏は10人の大富豪の座を奪われました。しかし彼はいまでも6億2千万相当もの株式を保有しています。


◉土地の保護に心を砕く億万長者達


広大な土地の保護は、見込みのある再生可能エネルギー技術支援とは大きく異なる活動ではありますが、重要な環境保護の一種です。

テッド・ターナー氏はアメリカ最大の個人地主のひとりで、13の州に210万エーカーの土地を保有しています。ターナー氏はモンタナ州のFlying D Ranchの土地を自然の状態に戻し、囲いを取り外し、野牛を放しました。

また、ケーブルTV会社Liverty Mediaの活動で知られる億万長者ジョン・マローン氏は、国内最大の地主で、所有する220万エーカーの土地に対して、より抽出的なアプローチをとっています。土地の大半に樹木を植えているのです。

ヘッジファンドの億万長者ルイス・ベーコン氏は、2012年、米国魚類・野生動植物部(the U.S. Fish & Wildlife Service)に16万7千エーカーの土地を保全地役権として寄付しました。

以上、今回は世界の大富豪達の中での環境への取組みや、ビジネストレンドの現状などをお伝えしました。
日本からもこのような記事に名前を連ねる方が出て来るようになると良いですね。

BY TOMB

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