日経平均 | 33,388.03円 ▼197.17円 |
為替 | 1ドル=149.06円 |
売買高(東証プライム、以下同) | 14億9,795万株 |
売買代金 | 3兆6754億22百万円 |
値上り銘柄数 | 521銘柄 |
値下り銘柄数 | 1,110銘柄 |
騰落レシオ(25日) | 103.36% |
市況概況
特に理由がないなかで持高調整の売り買いで乱高下
週末の米国株は方向感に乏しかったものの、夜間取引やシカゴ市場の日経平均先物が冴えない展開となったことから、本日の日本市場も売り先行となった。
ただ、寄り付きの売りが一巡となった後は底堅さが確認されたことで買戻しを急ぐ動きとなり、一気に上値を抜けてバブル崩壊後の高値をつける展開となった。ただ、さすがに特に買い材料がない中での上昇でいったん上値が重くなると戻り売りに押され、今度は軟調となり、先週末の終値の水準で前場の取引を終えた。
昼の時間帯も特に売り買いが偏るということでもなく、後場も冴えない始まりとなり、下値の節目と見られた33,500円を割り込んで33,400円水準まで下落となった。33,400円を割り込むと買戻しも入り下げ渋りとなったそこからの戻りも鈍く、33,500円まで戻さないと見ると、再度売り直されて33,400円を割り込んでの安値圏での引けとなった。
小型銘柄は主力銘柄が売られるなかで出遅れ感が強いということで買い直され総じて堅調だった。グロース250指数やグロース株指数は大幅高となった。先物が主導して一気に買い上がったがその後は現物株の売りに押されて先物が売られるという状況で大きく指数を動かすことも方向づけることもなかった。
高値圏で波乱含みの展開となった。一気にバブル崩壊後の高値を抜けて上値を試す動きもあったのだが、瞬間的に売り直されるというじきょうであくまでも買戻しが主体ということなのだろう。
基本的には下がれば買い、上がれば売りということなのだろうが、特に決定的な材料もないが、感謝祭の休暇や日本市場も休日があることもあっていったん手仕舞い売りに押されるのではないかと思う。ここからはいったんは下値を試すことになるのだろう。
テクニカル分析
日経平均
長い上髭陰線ということでいったん天井となった形だ。高値での保ち合いが続くのか窓埋めというところまで売られるのか、アイランドリバーサルとなるのか、ということなのだが、本日の上髭が当面の高値となるのではないかと思う。
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当記事は、証券投資一般に関する情報の提供を目的としたものであり、投資勧誘を目的としたものではありません。