日経平均 | 33,585.20円 △160.79円 |
為替 | 1ドル=150.62円 |
売買高(東証プライム、以下同) | 15億0,194万株 |
売買代金 | 3兆7492億47百万円 |
値上り銘柄数 | 1,372銘柄 |
値下り銘柄数 | 262銘柄 |
騰落レシオ(25日) | 98.37% |
市況概況
週末の買い戻しも見られて堅調
米国株が冴えない展開となり、夜間取引やシカゴ市場の日経平均先物が大きく売られる場面もあったことから売り先行となった。
ここまでの急騰の反動という面で上値の重くなったもの、買戻し一巡となったものから売られての始まりとなった。それでもまだ空売りが積み上がっている銘柄なども多く、先物主導で切り返し堅調な展開となった。節目と見られる33,500円を超えると売られるという状況だったが売り急ぐこともなく値持ちの良い展開だった。
昼の時間帯も若干買い戻しなどが見あれ、後場に入っても値持ちの良い展開が続いた。値持ちの良さが確認されて買戻しを急ぐような場面もあって節目と見られる33,500円を超えると売られるものの売り込まれることもなく、値持ちの良さが確認されると引けを意識した時間帯からは買戻しも入って堅調な展開が続いた。さすがに最後は手仕舞い売りも見られたが買戻しが優勢で高値圏での引けとなった。
小型銘柄も売り急ぐ動きは見られず総じて堅調だった。グロース250指数やグロース株指数は堅調だった。先物はまとまった買戻しが散発的に見られて指数を押し上げるような場面も見られた。積極的に買い上がるということでもなく上がれば売り、下がれば買いではあったのだが、買戻しが優勢というような状況が続いて指数を押し上げた。
上げ一服から調整となるかと思ったのだが、週末の手仕舞いの買戻しなどもあって堅調となった。特に売り買いを急ぐような材料もなかったのだが、TOPIXが大きく上昇しているところを見ても全体的に買戻しを急ぐ動きも見られたということだ。
先高期待が強いという状況でもなくあくまでも持高調整ということで、ここで買戻し一巡となれば売り直されるものも多くなって来ると思われる。上値の重さが見られれば一気に調整となるのだろう。
テクニカル分析
日経平均
上に抜けかけての引けとなった。ただ、移動平均線や基準線からの乖離も大きく、いったんは上値の主体展開となると思われる。
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