日経平均 | 33,519.70円 △823.77円 |
為替 | 1ドル=150.66円 |
売買高(東証プライム、以下同) | 19億3,550万株 |
売買代金 | 4兆6357億10百万円 |
値上り銘柄数 | 1,058銘柄 |
値下り銘柄数 | 540銘柄 |
騰落レシオ(25日) | 96.11% |
市況概況
米国金利低下を受けて先物主導で大幅高
米国でCPI(消費者物価指数)が予想を下回ったことで長期金利が急低下し、株式市場はほぼ全面高で大幅高となったことを受けて、本日の日本市場は買い先行となった。
夜間取引やシカゴ市場の日経平均先物が33,200円水準まで一気に上昇していたことから、寄り付きは33,200円台での動きが中心となったが、値持ちの良さから買戻しを急ぐ動きになり、先物のまとまった買い戻しが見られて指数を大きく押し上げた。その後も売っては買戻す動きが主体で指数を大きく押し上げる形となった。
昼の時間帯も特に何があったというわけでもないのだが、香港市場が大幅高となったことなどもあって買戻しを急ぐ動きとなり、後場もさらに上値を試す展開となった。さすがに節目と見られる33,500円を意識して上値も重かったが、引けを意識する時間帯には下がらないから買戻すと言うような状況で、指数が押し上げられ上値の節目と見られる33,500円台で高値圏での引けとなった。
小型銘柄は幾分上値の重さも見られたが、日経平均が買われるなかで買い急ぐ動きもあって結局は大幅高となった。まだ買える銘柄を探すということでグロース250指数もグロース株指数も大幅高となった。先物は売っては踏み、上がるから買う、という感じで完全な踏み上げ相場となり、指数を大きく押しあげる要因となった。
米国株高に続き香港株なども大きく上昇するという状況でまさに上がるから買う、下がらないから買う、ちょっと下がったから買うというような踏み上げ相場となった。指数先行での上昇であり、買戻しが主体と思われるので、ここで目先的な過熱感を冷ますような調整となるのだと思う。
積極的に買い上がる材料がないだけに空売りが積み上がり、踏み上げられるということなのだろう。目先の需給次第ではあるが、いったん上値の重さが確認されるとちょっとしたことで一気に調整となると思う。
テクニカル分析
日経平均
上に大きく放れてさらに買い上がるような展開となった。移動平均線からの乖離も大きく、いったんは上値の重い展開となるのだと思う。
▽詳しくは解説動画をご覧ください。
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