日経平均 | 33,424.41円 ▼95.29円 |
為替 | 1ドル=150.66円 |
売買高(東証プライム、以下同) | 15億1,462万株 |
売買代金 | 3兆7183億87百万円 |
値上り銘柄数 | 411銘柄 |
値下り銘柄数 | 1,210銘柄 |
騰落レシオ(25日) | 97.16% |
市況概況
昨日の反動から売り先行となったが、下げ渋り
米国株は堅調だったが、昨日大きく上昇しすぎた反動から夜間取引やシカゴ市場の日経平均先物が売られ、本日の日本市場は売り先行となった。
ただ、売り一巡後には買戻しを急ぐ展開となり昨日の高値を抜けて上値を試すような場面も見られた。それでもさすがに買戻し一巡となったものから手仕舞い売りに押されるという状況でじりじりと値を消すものが多く下値を試すような展開となった。
昼の時間帯も特に動きは見られず、後場が始まった後も下げ渋り感が強まったことで今度は買戻しが入り指数は下げ幅を縮小となった。
確かに米国の金利上昇懸念が薄れたのだが、積極的に買い上がるような材料が見られたということでもないなかでの急騰であり、目先の需給だけでの上昇なので、いったん買戻しを急ぐ動きが止まると買えないということなのだろう。結局、最後は手仕舞い売りに押される形で気迷い線の形で下げ渋りながらも買われないという形となった。
小型銘柄も特に買われるでもなく売られるでもなく、方向感に乏しい展開となった。グロース250指数は小幅高、グロース株指数は小幅安だった。先物はまとまった売り買いを急ぐような場面も少なく、指数を大きく動かす場面はほとんど見られなかった。指数に連れて右往左往していただけの相場だった。
さすがに上げ一服となったが、まだ空売りの積み上がりも多いようで下げ渋りとなった。ここで戻れば売りというような展開になり、さらに戻らないから売りになるかどうかということなのだろう。積極的に買い上がる、買い急ぐ要因も特に見られず、地政学リスクなどが再度取りざたされれば売り急ぐ場面も出てくるのだろう。
テクニカル分析
日経平均
十字足となって上値の重さを確認する形となった。明日、安く寄り付き大きめの陰線を引くようであれば、32,000円前後までの調整は見られるのだろう。
▽詳しくは解説動画をご覧ください。
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