日々是相場
(画像=VectorSpace/PIXTA)
日経平均 33,625.53円 △173.70円
為替 1ドル=149.28円
売買高(東証プライム、以下同) 12億7,696万株
売買代金 3兆2516億57百万円
値上り銘柄数 1,057銘柄
値下り銘柄数 541銘柄
騰落レシオ(25日) 109.97%

市況概況

買い先行で上値を試すも上値の重い展開

休日の間に米国株が堅調で夜間取引や祝日取引の日経平均先物が大きく上昇したことから本日の日本市場は買い先行となった。

寄り付きの買いが一巡となった後もいったん下値を試したものの下げ渋りから切り返し、20日の高値を伺うような展開となった。ただ、さすがに特に買い上がる材料があったということでもなく、33,800円を超えると上値も重く、最後は手仕舞い売りもあって上げ幅縮小となった。

昼の時間帯も若干売り物がちで後場も前場の安値を伺う水準から始まった。後場の寄り付きの売りが一巡となると再度33,800円を目指すような動きとなったが、上値は重く、再度売り直されて前場の安値を下回り、上げ幅縮小しての動きとなった。殿後も戻りかけては売られるということで上値は重く、結局堅調ではあったものの今日の安値圏での引けとなった。

小型銘柄は幕間つなぎ的に買われるものも見られ、グロース株指数は堅調だった。先物はまとまった売り買いも特に目立つということでもなく、上がれば売り下がれば買いということで方向感に乏しい展開だった。

特に理由のないなかで目先の需給要因での上昇となり、改めて33,700円~800円あたりの上値の重さが確認された。

ただ、案外値持ちもよく、33,600円を割り込むということがなかったので、再度底堅さが確認され、指数に影響の大きな銘柄に空売りが積み上がれば今度は33,800円を超えると34,000円までの上昇も期待できそうだ。

ただ、逆に33,500円~600円水準をあっさりと割り込むようであれば、33,200円~300円、あるいは32,800円あたりまでの調整となるのだろう。

テクニカル分析

日経平均

上値を試す動きとなったが、依然として移動平均線からの乖離も大きく調整となりそうだ。少なくとも上値の重い展開が続くのだろう。

▽詳しくは解説動画をご覧ください。

当記事は、証券投資一般に関する情報の提供を目的としたものであり、投資勧誘を目的としたものではありません。