2030年に売り上げを8000億円に
しまむらは2023年10月に、2024年2月期第2四半期決算を発表。通期見通しでは売上高6350億8800万円(前年度比3.1%増)、営業利益545億7100万円(同2.4%増)を据え置いた。
第2四半期時点で5.1%の増収、4.3%の営業増益となっているほか、通期目標に対する進捗率が売上高でほぼ50%、営業利益で同55%となっているため、通期の予想を達成できる可能性は高い。
2024年2月期は中期経営計画の最終年で、売上高6280億円、営業利益545億円を目標としてきた。2024年2月期が予想通りに着地すれば売上高は計画を70億円ほど、営業利益は7100万円ほど上回る。
同社では2030年2月期に売上高8000億円、営業利益800億円の目標を掲げるが、ここに至る前の2027年2月期を最終年とする次期中期経営計画の目標数字は明らかにしていない。
このため8000億円への道筋は見えていないというのが実情で、視界が開けるかどうかは、次期中期経営計画の中身次第になりそうだ。
文:M&A Online