ファミリーマート(FamilyMart)のオリジナルブランド「コンビニエンスウェア(Convinience Wear)」は11月30日、コンビニ業界初のファッションショーを開催した。
本ファッションショーは、ファミフェスという同社の様々な「挑戦」を発表するイベント内で開催され、「コンビニエンスウェア」の新作ウェアを披露した。ファッションショーには、同社のアンバサダーを務める俳優の吉田鋼太郎や八木莉可子、お笑い芸人で小説家の又吉直樹らほか、総勢100名のモデルが出演。ファミリーマートの店舗をイメージした巨大な円形型ステージが舞台となった本ファッションショー。ファミチキやファミカフェを片手に歩くモデルの姿も見られた。
「コンビニエンスウェア」は、2021年に販売開始した衣料品のオリジナルブランドで、ファッションデザイナーの落合宏理がデザインを担当し、これまでソックスやタオルハンカチなどを展開してきた。今回、新たにスウェットやデニムなど、合計39点のさまざまなバリエーションの新アイテムが登場し、同ブランドは全身コーディネートが可能なブランドへと成長した。新たに展開されるスウェットは、重厚感のあるUSAコットンが使用され、ユニセックスで着こなせるオーバーサイズでスタイリッシュな仕立てとなっている。
今回のイベント「ファミフェス」で披露された、「コンビニエンスウェア」のデニムジャケットやデニムパンツ、セーターなどは、12月5日から「ファミマ!!麻布台ヒルズ店」にて数量限定で発売される。さらに、スウェットパーカーなど一部商品は全国のファミリーマート店舗でも発売予定。
また、落合宏理のデザインのもとコクヨ株式会社と共同開発した文具商品も来年春に発売予定だという。文具商品は同ブランドの新たなカテゴリーとなる。今後のブランドカテゴリーの充実も期待できそうだ。