エルヴィス・プレスリーの元妻を描いたソフィア・コッポラの最新監督作が2024年4月に公開決定 
©The Apartment S.r.l All Rights Reserved 2023(画像=「セブツー」より引用)

ソフィア・コッポラ(Sofia Coppola)の脚本・監督最新作が2024年4月に公開される。原題は『Priscilla』で、エルヴィス・プレスリー(Elvis Presley)の元妻であるプリシラ・プレスリー(Priscilla Presley)が1985年に出版した回想録「私のエルヴィス(Elvis and Me、新潮社文庫から出版、現在は絶版)を基に、出会いから結婚・離婚までの物語を映画化した。

エルヴィス・プレスリーは「キング・オブ・ロックンロール」とも称された世界的なロックミュージシャンで、兵役中だったエルヴィスはパーティー会場で当時まだ14歳だったプリシラ・プレスリーと出会ったという。その出会いから8年後に二人は結婚し、翌年には娘のリサ・マリー・プレスリー(Lisa Marie Presley)が誕生している。

ガーリーカルチャーの先駆者であるソフィア・コッポラは、『ヴァージン・スーサイド』(1999年)を始め、東京が舞台で藤原ヒロシ、NIGO、南馬越一義、故林文浩・「DUNE」編集長などの業界人も登場する『ロスト・イン・トランスレーション』(2003年)、『マリー・アントワネット』(2006年)、『SOMEWHERE』(2010年)、『ブリングリング』(2013年)などを監督し、今年3月には「ユニクロ(UNIQLO)」が展開するグラフィックTシャツブランド「UT(ユーティー)」とコラボレーションしている。ソフィア・コッポラの最新作はつねに世界的な話題になる。

今回、プリシラ役は『パシフィック・リム: アップライジング』でヒロインに抜擢されたケイリー・スピーニー(Cailee Spaeny)、エルヴィス・プレスリー役は『キスから始まるものがたり』などに出演したジェイコブ・エロルディ(Jacob Elordi)が務めている。音楽はソフィア・コッポラと2011年に結婚したトーマス・マーズ(Thomas Mars)がボーカルを務めるフェニックス(Phoenix)が担当している。日本での公開は2024年4月で、TOHO シネマズ シャンテ他全国ロードショー。

TOHO シネマズ シャンテ他全国ロードショー
監督・脚本:ソフィア・コッポラ
出演:ケイリー・スピーニー、ジェイコブ・エロルディ他
配給:ギャガ
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