この記事は2023年12月18日(月)に「羊飼いのFXブログ」で公開された「齊藤トモラニ氏の現在の相場観とFXトレード戦略」を一部編集し、転載したものです。
2023年12月18日(月)の午前10時時点にウインインベストジャパンの齊藤トモラニさんから聞いた最新の相場観と戦略を紹介する。
齊藤トモラニ
ウインインベストジャパンのFXトレーダー兼インストラクター。2006年11月の杉田勝FXセミナー受講生。受講後、FXでの利益が給料を上回るようになる。その後、トレーダー兼講師として活躍。抜群のFXトレードセンスを持ち、セミナー受講生から絶大な評判を得る。「トモラニ」の愛称で親しまれている。
現在の為替相場の傾向や相場観
先週15日(金)の米ドル/円は終日横ばいだった。60分足チャートを見ると15日(金)の午前9時の足で142.47円付近の高値を付け、翌16日(土)の0時に141.43円付近の安値をつけている。米ドル/円の一日の値幅は104pipsとそこそこの値幅だった。
タイムサイクル的には、12/6~12/18の天井圏が終了、12/13~12/25の底値圏に向かっている。エリオット波動的には4波のなかのa波が2/2に終了、上昇b波は11/13に終了して下降C波がスタートしたところだ。
現在の為替相場の戦略やスタンス
現在、大きな流れは下落トレンドに変わっているが、短期的なタームで見てみると先週14日(木)から緩やかな上昇トレンドを描いている。
その平行線の上限が今現在は142.85円付近に位置している。そのラインを上抜いて来なけばこの緩やかな上昇トレンドラインを切って日足の上昇トレンドラインの延長線が通っている139.50円付近までの下落に向かいそうだ。
ただし時間的な考え方から下落の終了は早くても来年の2月くらいかと思っているので、そろそろ大きめのレンジに入ることも考えておこうと思う。
▽米ドル/円4時間足チャート
※当記事は、投資一般に関する情報の提供を目的としたものであり、投資勧誘を目的としたものではありません。