今後の成長はM&Aも

こうした状況を踏まえると両社の回復力の違いは中国事業にあるといってよさそうだ。さらにイオンファンタジーはイオンモールを中心に出店しており、他のアミューズメント企業の買収なども行っていない。これに対しバンダイナムコは出店先に制限はなく、これまでに多くのM&Aを手がけている。

コロナ禍からの回復は中国事業の不振が差となって表れたが、今後の成長については出店やM&Aも影響してきそうだ。

文:M&A Online