日経平均 | 33,763.18円 △385.76円 |
為替 | 1ドル=143.87円 |
売買高(東証プライム、以下同) | 17億5,410万株 |
売買代金 | 4兆1349億03百万円 |
値上り銘柄数 | 1,361銘柄 |
値下り銘柄数 | 311銘柄 |
騰落レシオ(25日) | 114.44% |
市況概況
一時バブル後の高値更新となったが、結局は上値も重い
日本市場が連休中の米国株が堅調、半導体関連銘柄などが急騰したことからシカゴ市場の日経平均先物が大きく買われ、連休明けの日本市場は買い先行となった。
半導体関連銘柄などに買い気配を切り上げて始まるものなども見られ、節目と見られる33,800円を超えるような展開となった。バブル後の高値更新となったことで一気に買われる場面もあったが、買戻しも限られ、34,000円の大台に半歩届かなかった。その後は手仕舞い売りも見られ上げ幅縮小となった。
昼の時間帯には手仕舞い売りに押される展開となり、後場に入ると戻りの鈍さを嫌気して33,800円を上値とするような展開となり、前場の安値を更新して33,600円水準まで上げ幅縮小となった。
それでも売り急ぐということでもなく、値持ちのいい銘柄も多く日経平均は大幅高となった。半導体関連銘柄が日経平均を押し上げたものの円高に振れたことで手仕舞い売りも見られ、上げ幅が限定的なものが多かった。
小型銘柄も堅調なものが多く見られた。グロース250指数やグロース株指数は大幅高となった。先物は散発的にまとまった売り買いは見られるものの大きく指数を動かすようなことでもなかった。寄り付いた後は下がれば買われ、上がれば売られるというような感じでもあり、値持ちはいいものの方向感は見られなかった。
月初の買いが続いていたこともあり、大きな上昇となった。年初来高値を更新する場面も見られたが、特に何がどうしたということでもないので、上がれば売られる銘柄も多く見られた。円高が進んだこともいったん手仕舞い売りを促すような形となっていた。ここからもさらに為替動向や決算発表に振らされることになるのだろうが、買われすぎ銘柄も多く、上値は重いのだと思う。
テクニカル分析
日経平均
日経平均は買い気配から始まる銘柄も多かったことで陽線となっているが、事実上は上髭の長い陰線のコマということで気迷い線となっている。明日、明後日で本日の高値を抜けない、あるいは安値を下回るということになれば、調整となるのだろう。
▽詳しくは解説動画をご覧ください。
当記事は、証券投資一般に関する情報の提供を目的としたものであり、投資勧誘を目的としたものではありません。