日経平均 | 34,441.72円 △678.54円 |
為替 | 1ドル=144.81円 |
売買高(東証プライム、以下同) | 16億6,932万株 |
売買代金 | 4兆0664億71百万円 |
値上り銘柄数 | 1,051銘柄 |
値下り銘柄数 | 538銘柄 |
騰落レシオ(25日) | 115.12% |
市況概況
特に理由のないなかで一気に節目を抜けて大幅高
米国株はまちまちとなったが、夜間取引やシカゴ市場の日経平均先物が大きく買われたこともあって買い先行となった。
指数先行で寄り付きから大きく上昇したあとも買戻しを交えて上値を試す動きとなり、いったん34,000円の節目で上値を押さえられる形となったが、オプションSQ(特別清算指数)算出を意識したような先物買いが指数を押し上げて34,000円を抜けると一気に上がるから買う、買うから上がると言うことで上値を試す動きとなった。いったん上昇が止まっても下がらないことから再度買い直されるということで大きく上昇となり高値圏で前場の取引を終えた。
昼の時間帯は手仕舞い売りもあって上値は重く、値持ちは良いものの方向感に乏しかった。後場も寄り付きは前場の終値を下回るような状況だったが、売り急ぎこともなく値持ちの良さから買戻しも入り、前場の高値となっていた34,400円を超えると一気に買われ34,500円まで上昇となった。
さすがに34,500円を超えると手仕舞い売りもあって上値も重くなったが、かといって売り急ぐということでもなく、最後まで値持ちは良かった。最後はさすがに手仕舞い売りもあり、34,500円台での引けとはならなかった。
小型銘柄も堅調ではあったもの指数先行と言うわけにはいかず、上値は限られた。グロース250指数やグロース株指数は堅調だった。先物はまとまった買いが散発的に続き指数を押し上げる場面が多かった。少しでも下がればすかさず買いが入るということで指数を大きく押し上げる要因となった。
月初の買いのように指数先行で大きな上昇となった。買うから上がる、上がるから買うと言うことで特に材料があったわけではないのだが、大きな上昇となり、節目らしい節目もないことから一気に上昇となった。さすがに買われすぎ感が強いことから手仕舞い売りに押されて調整感も出ると思うが、オプションSQ(特別清算指数)算出に絡む思惑などから空売りが積み上がれば踏み上げ相場となるのだろう。
テクニカル分析
日経平均
一気に上抜けたがさすがに移動平均線からの乖離も大きくなっており、上値も重くなると思われる。
▽詳しくは解説動画をご覧ください。
当記事は、証券投資一般に関する情報の提供を目的としたものであり、投資勧誘を目的としたものではありません。