日経平均 | 35,577.11円 △527.25円 |
為替 | 1ドル=145.25円 |
売買高(東証プライム、以下同) | 19億7,450万株 |
売買代金 | 5兆0496億48百万円 |
値上り銘柄数 | 551銘柄 |
値下り銘柄数 | 1,058銘柄 |
騰落レシオ(25日) | 116.85% |
市況概況
ファーストリテイリングだけだが大幅高
米国市場は堅調ながらも上値の重い展開となったが、夜間取引やシカゴ市場の日経平均先物が高かったことやオプションSQ(特別清算指数)算出に絡む買いが入り大幅高の始まりとなった。
買い気配から始まる銘柄が多く、結局SQ値は36,000円を超えるという状況で大きく上昇して始まるものが多かった。それでも寄り付きの買いが一巡となった後は手仕舞い売りに押されるものも多く、空売りが積み上がっていない銘柄などを中心に「寄り天」となるものが多かった。それでも値持ちは良く大幅高水準での動きとなった。
昼の時間帯も特に動きは見られず、後場も大幅高で始まり、いったん幅縮小したものの前場の安値を下回ることもなかったことで買戻しなども入り、最後まで値持ちが良く、売られないから買うということで買い直される銘柄も散見され、日経平均は上げ幅を拡大しての引けとなった。
小型銘柄も徐々に買われるものが見られ、朝方は冴えない展開だったが後場に入ると堅調となった。グロース250指数やグロース株指数は堅調だった。先物はまとmった売り買いはさほど見られなかったが、現物株の売りが少ないことからちょっと先物に買いが入ると指数が大きく上昇するというような感じで指数を押し上げる場面もあった。
引き続き買いが買いを呼ぶような展開で下がらないから買う、売りがないのでちょっとした買いで上昇するから買うということで本日も大きな上昇となった。
ここまで一気に上昇となったことで踏み上げられている向きの手仕舞いの買戻しなども多かったものと思われる。ただ、目先的な過熱感も強く、買戻し一巡となったものから売られ、指数も値幅か日柄の調整となると思う。
テクニカル分析
日経平均
三空叩き込みには売り迎えということで上値が重くなる場面もあったが、まだまだ買戻しが入り大幅高となった。移動平均線からの乖離が大きく、三空ということでここが天井となったのではないかと思う。
▽詳しくは解説動画をご覧ください。
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