ニューノーマル時代の働き方や住み方の変容を踏まえ、柔軟かつ最適な資産運用を推進するトーセイ・リート投資法人(東証REIT:3451)が、2023年12月18日に2023年10月期(第18期)決算説明会を実施しました。


「サステナブルな視点でトーセイ・リートらしい資産価値向上を追求」 ―― 大河内REIT運用本部長による決算説明


本記事は、REIT運用本部長の大河内 幸貴氏による説明会での発表の一部を抜粋・編集して紹介します。詳細については、 こちらの動画を御覧ください。

トーセイ・リート投資法人IRページ

目次

  1. 第18期(2023年10月期)決算概要
  2. ポートフォリオの推移
  3. 第19期(2024年4月期)・第20期(2024年10月期)の業績予想

第18期(2023年10月期)決算概要

第18期は、各利益段階における予想対比で、超過実績を計上しました。想定を上回る稼働率で推移したことに加え、水道光熱費収支が改善したことが要因です。また、前期対比でも、賃料収入の上昇等により、賃貸事業収益が増加しました。この結果、支払い金利等のコスト増加を吸収し、同様に各段階で増益決算を計上することができました。

(※)詳しくは説明会動画を御覧ください。

ポートフォリオの推移

第18期末の資産規模は790億円、物件数は60物件となっています。安定性や成長性を求め、住宅中心に物件取得を進めてきた結果、第18期末の住宅の保有比率は49.9%となっています。

1口当たりのNAVについても、資産価値の向上により2,594円上昇し、152,631円となりました。

(※)詳しくは説明会動画を御覧ください。

第19期(2024年4月期)・第20期(2024年10月期)の業績予想

第19期は前期比では減収減益、当初予想比では各利益段階で上方修正しました。

前期対比での減益の主な要因は、保守的に設定した想定稼働率95.3%をベースに算出していること、賃料引き上げを含めたリーシング活動に注力するため、広告宣伝費等の経費増加を織り込んでいることなどによるものです。

当初予想対比では、足元で賃貸事業収支の改善が進捗しているため、それらの数字を織り込み、各利益段階で上方修正しています。第20期は2年に一度開催する投資主総会による一般管理費の増加や固定金利の上昇を織り込み、支払い利息が増加することを見込んでいますが、賃貸事業収支の改善でカバーしていく予定です。今後も稼働率の上振れを目指し、収益拡大に努めていきます。

(※)詳しくは説明会動画を御覧ください。

説明会動画ページリンク: https://www.net-presentations.com/3451/20231218/qbpiml1d/


IRページリンク: https://tosei-reit.co.jp/ja/ir/